水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
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豆本を作りにはまっている

この頃豆本作りにはまっている。おもしろそうな豆本はないか、インターネットで見ていたら、宮沢賢治の豆本を見つけた。早速挑戦して作ってみた。これが結構おもしろくて、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」の大中小の3つの大きさの豆本を作ってしまった。ギャラリー遊さんにも飾ってもらうつもりいる。そのうち注文が入るかもしれないね?





[ 2017/05/11 17:50 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

旧奥飛騨温泉口駅に行って来た

今日は、ドライブを兼ねて私の水彩画が展示してある旧奥飛騨温泉口駅に行って来ました。大型連休最後の日でしたが、レールマウンテンバイクに乗る人やおくひだ号を見学する人で賑わっていました。
私の水彩画も眺めている人がちらほらいました。
私の水彩画を縮小した絵はがきもそこそこ売れていました。
ポストカードブックは完売でした。後日届けようと思っています。











[ 2017/05/07 17:41 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

豆本カレンダーを作ってみた

先日、遊さんで見つけた豆本カレンダーを試作しました。絵は笠寺観音の絵を利用しました。縦長の絵はそのまま、横長の絵はカットして貼り付けました。豆本作りは、いつもやっているので、それほど難しくありませんでした。
本の大きさは、ハガキの半分です。
本を立てる台は、ボール紙を裁断して作りました。
結構おもしろい本になりました。
絵が縦長ばかりだと見栄えがいいなあと思いました。





[ 2017/05/06 16:06 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

楡原で田植え始まる

早朝のウオーキングに出掛けました。ゴールデンウイーク第2弾の2日目ですが、国道41号線は、閑散としていました。こんなに朝早くから移動する人はいないのでしょう。
昨日の夕方のウオーキングの時には気がつかなかったのですが、昨日楡原で田植えが始まったようです。田植え機に稲の苗がまだ残っていました。今日も田植えの続きをするのでしょう。
田植えの終わった田んぼを爽やかな風が吹き抜けていきました。






この記事も携帯から立ち上げました。
[ 2017/05/04 08:12 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

天湖森は大賑わい

ゴールデンウイークの第2弾が始まりました。国道41号線は、他県ナンバーの車で渋滞しています。今日は午後、天湖森までウオーキングに出かけました。
公園内のキャンプ場、バーベキューハウス、釣り池、遊具施設、パークゴルフ場などは家族連れで大賑わいでした。
陽気に誘われてシマヘビの赤ちゃんもいましたよ。






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[ 2017/05/03 16:55 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

興味深いカレンダー


昨日ギャラリー遊さんに行き、興味深いカレンダーを見つけました。豆本形式のカレンダーでした。私も毎年、手作りカレンダーを作っていますが、チャレンジしてみようかなと思いました。
早速、家に帰って試作してみましたが、ハガキのような横長の絵は、このカレンダーには不向きであることが分かりました。絵の工夫が必要です。



このブログは携帯から立ち上げました。
[ 2017/05/03 12:06 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

豆本づくり

先週から豆本づくりを始めました。以前作ったパンフレットを集めて一冊のハードカバーの本にしました。21冊のパンフレットが一冊になり、400ページを超えていますが、大きさは手のひらサイズで大変コンパクトです。

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[ 2017/05/03 09:24 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

携帯からブログへのアタック

携帯からブログに文章が書けるか実験しています。
文書を書くことはできましたが、写真の挿入はまだできません。写真も挿入できるのでしょうか?

[ 2017/05/02 18:54 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

なつかしの旧神岡鉄道風景画展

旧奥飛騨温泉口駅の駅舎で開かれている私の風景画展の様子です。

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展示している水彩画を紹介します。


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[ 2017/04/16 10:31 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

なつかしの旧神岡鉄道風景画展

旧奥飛騨温泉口駅舎で「なつかしの旧神岡鉄道風景画展」を4月8日から開催しています。今から10年前に走っていたおくひだ号を描いた作品が21点展示してあります。展示は秋までの予定です。駅舎の横には、本物のおくひだ1号も公開されています。ぜひお出かけください。

水彩画展ポスター

[ 2017/04/15 13:36 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

四国お遍路の旅水彩画展

3月2日から、私の水彩画展を開催しています。
四国お遍路をした時に描いたスケッチを、10枚ずつ展示します。
場所は、富山市月岡のギャラリーカフェ「遊さん」です。
期間は、3月4日~6月30日までです。お近くの方はぜひお出かけください。

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[ 2017/03/05 17:10 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

昔話の豆本

神通峡かいわいの昔話の絵本を豆本にしました。

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大きさは、はがきよりは少し小さいくらいです。


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全部で21巻あります。作ったケースに入れました。

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収納されている絵本は次の通りです。

豆本一覧

富山市楡原にある神通碧小学校に3セット寄贈しました。学習の時に活用してもらえそうです。

笠寺観音商店街 喫茶「ソロモン」でスケッチ展開催中

笠寺観音商店街の 喫茶「ソロモン」で開催中の私のスケッチ展です。
作品は60点を超えています。笠寺観音かいわいの風景を描いた風景を随時取り替えて展示しています。
作品を見ながらのコーヒーブレイクをお楽しみください。
販売価格は、絵のみ 2,000円、特製額付き 3,000円です。


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[ 2017/01/09 08:18 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

神通峡の民話をネット発信

北日本新聞の記事に載りました。

2017/1/3 号
神通峡の民話をネット発信 細入・大沢野の住民グループ
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 富山市細入、大沢野両地域の住民グループ「神通峡ふるさと創生物語」は、地域に数多く残る民話をホームページ(HP)で発信している。歴史と伝統、文化が豊かな神通峡の魅力を多くの人に伝えたい考え。今後はガイドブックも発行する。

 グループは昨年1月、地域の魅力を再認識し活性化に生かそうと50〜60代の有志で結成した。人口減少や耕作放棄地の増加といった問題を抱える地域の再興を目指している。

 ブログ形式で8月から民話を紹介。民話に挿絵を添えた本や冊子を自主製作している佐田保さん(69)=富山市楡原(細入)=の協力を受け、メンバーの水畑幹夫さん(63)=同市猪谷(同)=が佐田さんの挿絵を付けて週2話程度のペースで更新している。

 落差300メートルもあったという伝説の滝を描く「幻の滝」(片掛・細入)、親子が手品で役人をだます「手品師の関所破り」(猪谷・同)など40話以上を既に掲載しており、2017年末までに111話をそろえる予定。神通峡の各集落の名所やスポットをまとめたガイドブックの発行も計画している。水畑さんは「長年地元に住んでいても知らない民話ばかり。ぜひ読んでもらいたい」と話した。

 HPのアドレスはhttp://ameblo.jp/hurusato2016/
http://ameblo.jp/hurusato2016/entry-12194582782.html

笠寺界隈のスケッチ展の水彩画


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笠寺界隈のスケッチ展

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細入村の気ままな旅人の水彩画展が開かれています。
場所は 名古屋市南区役所一階情報コーナーです。
期間は、2016年12月1日~16日までです。土日はお休み。
ぜひお出かけください。
    


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福原伸二作 「かさでら物語」その六

福原伸二さんが遺してくれた笠寺にまつわる逸話「かさでら物語」をシリーズでご紹介します。

【その6】 笠寺観音由来記 その1 

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 美濃の国の長者の娘で、玉照姫という美しい娘がいました。
 鳴海にいた鳴海太郎成高は、玉照姫を自分のものにしようと思いましたが、玉照姫のお父さんとお母さんは断りました。
 太郎成高は大変怒り、玉照姫の家に火を付けて、
玉照姫のお父さんとお母さんを殺して、玉照姫を自分の家に連れ帰りました。
 太郎成高の奥さんは、玉照姫を憎み、粗末な着物を着せ、
水汲みや洗濯や菜っ葉とり等の厳しい仕事をさせました。

 その頃、野原に立つ観音様は、お寺が壊れ、雨露があたり痛んでいました。
 気持ちの優しい玉照姫は、自分はいじめられていましたが、
観音様がかわいそうと想い、自分の被っていた笠を、
観音様の頭にそっとかぶせておやりになりました。
 野良仕事に出るたびに、玉照姫は、
「観音様、私と死んだ両親を見守ってください」と、祈っておりました。
 ちょうどその頃、京都の偉い人で、兼平の中将が、この笠寺の方に来られ、太郎成高の家にお泊りになりました。
 兼平の中将は、玉照姫の美しさに、ひと目で気に入り、夫婦となりました。
 その後、玉照姫は、観音様への恩がえしとして、
お寺をきれいにして、観音様を奉りました。
 笠をかぶり幸福になったことから、
小松寺は、名前を変え、笠覆寺となりました。
[ 2016/11/15 15:03 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

福原伸二作 「かさでら物語」 その五

福原伸二さんが遺してくれた笠寺にまつわる逸話「かさでら物語」をシリーズでご紹介します。

【その5】 大蛇のいた村上社

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笠寺地方が、「松巨嶋」と呼ばれる嶋であったころ、京の都から、鎌倉に旅する街道として、三通りの「鎌倉街道」がありました。

◆松巨嶋
 まず北を回路する上の道。野並から大喜、井戸田、中根夜寒、野並古鳴海、嫁ヶ茶屋。
 真ん中を行く中の道。白豪寺東、地蔵寺南、村上社楠、古鳴海。
 南を回路する下の道。白豪寺東、長楽寺東、前浜通五丁目と六丁目の境の道、狐坂。
 この三通りがありました。

 古地図で見る呼続の浜は、入り江が入り込む遠浅の海で、万葉集にも詠まれています。
「年魚市潟 干にけらし 知多の浦に 朝漕ぐ舟も 沖に寄る見ゆ」
「桜田へ 鶴啼き渡る 年魚市潟 潮干にけらし 鶴啼き渡る」
「鳴海潟 夕なみ千鳥 たちかえり 友よび継ぎの 濱になりけり」
 古い松巨嶋の地図と伊勢湾台風の浸水地図の写真を比べると、ほぼ一致します。

 さて、笠寺地方が嶋であったころのお話です。
 旅人が、古鳴海から松巨嶋をめがけて、舟に乗っていました。
松巨嶋には、村上社があり、そこには、大きな楠の木があり、
舟乗りには、ちょうど良い目印になっていました。
楠の木は、そりゃ高さは六十尺に近く、木の周りは二十尺ぐらいと、
どえらい大きかったからです。

 船頭が舟を漕ぎながら、面白い話をしてくれました。
「大昔、村上社の楠木に、一匹の大きな大蛇が住み着いておったそうだ。
 大蛇は、夜、昼なしに、音も立てず鼠を一飲み、蛙も一飲み、
鶏も一気にごくごくごくりと飲みほしては、
村の人たちを困らせていました。
 村人は、大蛇を退治する方法を、いろいろ考えました。
 古老が、八頭の大蛇の話を思い出し、名案を考えました。
村人たちは、たくさんの卵の中に、お酒を浸み込ませて、
楠の木の下に置き、しばし待ちました。
しかし、大蛇は、なかなか出て来ませんでした。

 が、やがて、ニョロリ、ニョロリと首を出し、
卵をペロリ、ペロリと食べました。大蛇は、うまそうにしていましたが、
やがて、酒のアルコールが効いたのでしょうか。
「あれれ、あれれ」
 大蛇は、首をだらりと、木の下に垂らしてきました。
村人たちは、ここぞとばかり、棒で大蛇の頭を叩きました。
村人たちは、協力して大蛇を取り押さえました。
そして、とうとう、大蛇は死んでしまいました。
 大蛇の胴体は、村上社を頭に、
しっぽは、今の桜小学校の辺まであったそうです。
しっぽのあったその辺を、「北尾」といって、今は地名になっています。
 
 話を聞いてるいるうちに、舟は、村上社へ着きました。
 旅人は、面白半分に、楠の木の下に卵を置きました。
すると、神の使いである、白い蛇が降りて来ました。
旅人は、腰をぬかしてしまいました。
 それからは、村上社には、白い蛇も黒い蛇も現れなくなったそうです。

[ 2016/10/26 17:20 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

福原伸二作 「かさでら物語」 その4

福原伸二さんが遺してくれた笠寺にまつわる逸話「かさでら物語」をシリーズでご紹介します。

【その4】 牛を持ち上げた男

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 南区の山崎・戸部・笠寺・本地・南野・荒井・牛毛は、かって星崎七ヶ村と呼ばれ塩の生産が盛んなことで知られ、ここで採れる塩は、「前浜塩」と呼ばれ、千六百年頃には、約百ヘクタールの塩濱がありました。各村で作られた塩は、村の塩蔵に集められ、富部神社あたりから、桜、新屋敷、中根を経て、信州まで運ばれました。この道を塩付街道と言いました。

 昔は、どのようにして塩を作ったのかな?
◆藻塩焼き
藻塩焼きは、『万葉集』等に「藻塩焼く」などと表現されているところから、こう呼ばれています。「藻を焼き、その灰を海水で固め、灰塩を作る」「灰塩に海水を注ぎ、かん水を採る」「藻を積み重ね、上から海水を注ぎ、かん水を得て、これを煮つめる」等の諸説があります。
愛知県は、古くからの製塩地でした。三河湾に面した地域からは、古墳時代から平安時代にかけての製塩土器や遺構が、発掘されています。 土器製塩の時代には、都に税として塩を納入していました。他にも、東寺(京都府)の供物として納めていました。

◆揚げ濱式
 海辺で、海水から塩を採った頃のことです。塩の造り方は、まず塩浜に潮を引き入れ、日にさらして蒸発させます。潮のたまった砂を馬牙で何度も掻きあげて、よく干したうえに、エブリで寄せます。その砂を家戸(あな)の上のコモの上に積み、上から潮をかけると、下に濃い塩水がたまります。ご飯の粒が浮かび上がるほどのこい塩水がたまったら、タゴでかついでホチ(穴)に貯めます。そして、ホチの塩水を塩釜に入れ、水を蒸発させて塩を造っていました。

◆千竈
塩竈塩を作った竈が、千も並んでいた所という意味なのか。 千竈は、江戸時代の文書・村絵図には出て来ません。明治十一年、山崎・桜・新屋敷・戸部の四村を併せて千竈村となりました。また明治二 十二年、前記四村の大字名に、それぞれ千竈が見られます。この千竈が、私たちに慣れ親しんて来た地名のようです。 現在は、国道一号線沿いに、千竈通で残っています。

 星崎地方が塩田であった昔のころのお話です。
 桜村に、そりゃあ、そりゃあ力の強い男がいました。その男は、塩付街道を、牛の背中に塩を乗せて、運ぶ仕事をしていました。
 ある春の日、いつものように塩を牛の背に乗せ、塩付橋の真中に来たところ、突然大きな声で、「どけ、どけ、どけ」と、侍の声が聞こえました。
「お殿様のお通りだ」
殿様のお共の侍の声が聞こえます。
「どけ、どけ、お殿様のお通りだ」
武士のひとりが、この男のところへ走り寄り、言いました。
「おい、お殿様のお通りだ。無礼者、下がりおれい」
と、大声でどなりつけました。
 橋が狭くて、引き返すことが出来なくて、牛飼いは困りました。
 この男の名を、権助と言います。
 権助はおったまげたぞ。牛は、橋の途中まで来て、引返すこともできねえだ。
「どけ、どけ、どけ、お殿様の行列だ」
 お侍衆が、次、次に、橋の途中まで進んで来て、牛とにらめっこをしてしもうた。
 権助は、冷や汗が たらり、たらり、たらりと出てきた。
「うー、こまった」 「こまった」
 そこで、権助は
「おい牛や、ちょっとの辛抱だぞ」
と、言って、顔を真っ赤にして、
「うー、うおー、うおー」 「えいや」
と、牛を肩の上に持ち上げ、さらに、牛を自分の頭の上に差し上げました。そして、川の端によって、橋をできるだけ広くしました。
「さあ、お通りくださいませ」
 お殿様は、ゆうゆう橋を通って振り返り、その男の素早い頭の機転と、たくましい力に感心しました。
 お殿様は、
「牛方よ、お前の力は、たいしたものじゃ。その大力の褒美に、どんな願いごとでも聞いてやろう」 
 お殿様に無礼を責められるかと、権助は、びくびくしていたのに、「願いを聞いてやる」と言われて、びっくりしました。
「ありがとうございます」
「今は、塩一俵運ぶごとに、お上に、年貢を納めなければなりません。これからは、この年貢をなくしていただきませんか」
 それを聞いたお殿様は、
「よし、これからは、年貢を納めんでも良いぞ」
と、年貢を納めることを許したそうです。
[ 2016/10/16 08:14 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

福原伸二作 「かさでら物語」 その3

福原伸二さんが遺してくれた笠寺にまつわる逸話「かさでら物語」をシリーズでご紹介します。

【その3】 おたつのものがたり  

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豊臣秀吉のじだゃあに生きとったおたつの方って知っとりゃあすか。
何、知らんきゃあも。可哀想そうな娘の話だわあ。
雨がしとしと降る夜は、この笠寺のことを思って、泣く声が聞こえてきたそうだ。
それはそれは怖ゃあおたつの話をするで、辛抱して聞いてちょお。

おたつは、ここ星崎城の城主山口半右衛門重勝の娘として生まれたんだわ。
星崎城は、東西百七十メートル、南北百五十メートルの、本丸 二の丸 三の丸を抱えた本格的なお城だったそうだ。
おたつは、星崎城から見るここ松巨島の景色を、子どもの頃から楽しんどったそうだよ。
おたつがやがて大きくなって、豊臣秀吉の養子の豊臣秀次さまの側室の話が持ち上がったんだと。おたつの父 重勝は、おたつが、秀吉の次の関白の奥方になると聞いてよ、お家安泰とめっちゃくちゃに喜んだわ。
おたつは、ここ笠寺を離れるのがさびしくて、おいおい一晩中なゃあとったが、お家だゃあ一と考えて、京に上ったそうだ。

ところがよ、文禄四年、とんでもにゃあ事件が起きてしまったんだわあ。
それはよう、豊臣秀吉の姪で、秀吉の養子、関白秀次が、高野山に追放されてよ、じぎゃあをめぇーじられてしまったんだわあ。
関白秀次のおそばにいたご家来衆はもちろん、秀次のお気に入りの側室が三十数名も切腹のめぇーになったんだって。
いかんがねぇ、その中におたつもおったんだわあ。
三条河原で首をはねられてよ、ひとつの穴に入れられちゃったんだぎゃあ。その穴は、畜生塚と呼ばれたんだって。
父 山口重勝も娘おたつが、秀次の側室であったことからよ、京都の三条河原で首を落とされてしまったでいかんがねぇ。

蒸しあっつい寝苦しい夜だっただわあ。ここ笠寺の東光院のお坊さんが、ふっと目が覚めたんだわ。耳元でわきゃあ女の声がしたんだわぁ。
起き上がろうとしたんだが、なっかなか起き上がれなかったんだわあ。 丁度金縛りにあったようだったんだわあ。 手を首にやったんだわあ。
すると、冷たくて、どろどろしたものが手に当たったんだわあ。生ぐっさゃーあ臭いがするんだわあ。
「血だ」 お坊さんは怖くなった。
それで、手を合わせた。「なんまんだぶつ なんまんだぶつ」
また声がしたんだわあ。
「わたしは山口重勝の娘 おたつです。わたしの家族が身の危険を逃れるように姿をくらました時に、ここ東光院の本院さんに、菅原道真公の絵巻物を寄進しました。
わたしは、道真公の絵を毎日拝んでおりました。わたしの魂は、ここ笠寺にあります。ぜひ春になりましたら、山口さまのすけの城の壕の梅をお供えくださいませ。
この梅が笠寺に咲き続ければ、わたしおたつも、成仏できましょう。頼みましたぞ」
それっきり、声は聞こえなくなったんだがね。
その梅が今も残っとるんだわ。 見晴台遺跡のところによぉ。
しだれ梅の紅梅と白梅と、毎年咲いとるんだわあ。

よぉーきいて ちょおだいた。これで おしまい。
とっぴんぱらりの ぷー。
[ 2016/10/07 16:52 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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