名古屋にいる懐かしい友人たちと、岐阜県白川口にある野田郷という風情のある宿で一晩過ごし、翌日、郡上八幡へ出掛けた。まずは、郡上八幡のお城から町を眺めようということになった。
郡上八幡城へは、険しい上り道を歩いて行くものとばかり思っていたのだが、先頭車が、その細い道を昇り始めた。「えっ、こんな細い道を上って行くの?上に、駐車場があるの?」と驚いたが、後続車は着いて行くしかない。そして5分。一歩間違えば転落しそうな険しい山道を上り、車は頂上にある駐車場に到着した。
「てっきり、下の駐車場に停めるものとばかり思っていましたが、カーナビが先へ進めと指示するのですよ。さすがに最新のカーナビはすごい」と先頭車の友人はニコニコ顔である。それに反して、後続の友人たちは、もうたくさんという顔だった。もちろん私も。
太陽の強い日差しに、お城はキラキラと輝いている。お城からの眺めも素晴らしく、今日から長良川の鮎釣が解禁されたこともあり、郡上八幡を流れる吉田川は釣人で溢れていた。
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