ゴールデンウイークとあって混んではいるが、渋滞とまではいかない国道148号線を、糸魚川に向け走っている。どこかで昼食にしようと、きょろきょろしながら車を走らせていた。
と、その時、思いもかけない景色が目の中に飛び込んできた。「これを逃したら大変だ」と、車を橋の袂に停め、スケッチブックを持って駆け出した。
何と、大きな川の上を、ものすごい数の鯉のぼりが泳いでいたのだ。そしてその向こうには雪を被った北アルプスが聳えていた。白馬村の人たちは、スケールの大きな素晴らしい景色を作って楽しんでいるのだなと思った。安曇野の風景は素晴らしい。
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道の駅「安曇野ほりかねの里」のすぐ横が菜の花畑になっていた。菜の花が満開で、黄色い絨毯を敷いたようだ。菜の花畑だけでも美しいのに、その畑の上には鯉のぼりが泳ぎ、その空の向こうには、白い雪を被った北アルプスが連なっている。本当に贅沢な風景だった。
旅人は、その風景をスケッチブックに収めることにした。描き始めてしばらくしたら、三脚を担いだ一団がやって来た。彼らはカメラでこの風景を切り取ろうというのだ。
焦点をどこにあわせるのだろう。菜の花かな。鯉のぼりかな。それとも白い北アルプスかな。想像するだけで楽しくなる。旅人なら、菜の花に焦点を合わせた写真を撮るだろう。
スケッチを描き上げた。予想通り、旅人のスケッチブックには、菜の花にポイントを置いた風景が収まった。安曇野の風景は本当に美しい。
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道の駅「アルプス安曇野ほりがね里」の駐車場を宿泊地と決めた。今日は、5月の連休とあって、駐車場にはたくさんの車が宿泊するようだ。車の型は様々だが、軽自動車で宿泊するのは旅人だけのようだ。
コンビニ弁当と焼酎で夕飯を終え、しばらくしたら、いつものように眠気が襲って来た。早々と寝袋に潜り込み、夜中に目が覚めた。駐車場の車が2倍ほどになっていた。車で宿泊しながら、旅を楽しむ人が増えているようだ。
翌朝は快晴だった。まだ太陽が昇るには時間がある。スケッチブックを持って、散歩に出掛けた。道の駅のすぐ裏は、住宅が並んでいた。この道の駅は住宅街の真ん中にあるようだ。住宅に住む人たちは、騒音で困っているのかも知れない。
住宅の向こうに、白い雪を被ったアルプスの峰々が連なっていた。安曇野を描いた作品が、この道路の沿線にある美術館に展示されているが、やはり描きたくなる風景が、この安曇野にはたくさんあるようだ。
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