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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
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滋賀県 「比叡山延暦寺横川」

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       比叡山延暦寺横川 根本如法塔  

 最後に、行きに素通りした延暦寺横川を見学した。駐車場に車を止め、薄暗い参道を歩き始めた。ここには、元三大師堂、横川中堂、根本如法塔がある。参道に人の姿は見えない。ここを訪れる人はあまりいないようだ。一番奥にある元三大師堂間まで行き、駐車場へ戻る道で夫婦連れに出会った。参道に番号が刻まれた石仏が並んでいる。夫婦連れは、石仏を順番にお参りしているのだという。西国三十三ヶ所巡りがここでもできるように作られた石仏のようだった。「一番の仏様は何処ですか」と訪ねられたのだが、もちろん旅人に分かるはずもなかった。その後、根本如法塔をスケッチした。歴史を感じさせる塔だった。
[ 2010/01/20 07:51 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)

滋賀県 「比叡山延暦寺東塔」

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                 比叡山延暦寺東塔 阿弥陀堂

  延暦寺東塔を見学した。根本中堂、大講堂、法華総持院東塔、戒壇院、国宝殿など延暦寺の中心になるお寺が集まり、大津坂本駅と結ぶケーブルカーの駅も設置されていた。たくさんの人がお参りに来ている。鐘楼の鐘の音もひっきりなしに聞こえて来る。
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                 比叡山延暦寺東塔 鐘楼

   阿弥陀堂でお参りした後、国宝殿を見学した。薬師如来坐像、釈迦如来坐像、千手観音菩薩立像、不動妙王二童子像など、平安・鎌倉時代に作られた仏像が並び、その迫力に圧倒された。素晴らしい宝物が国宝殿に安置されていた。至福の時を過ごした旅人だった。
[ 2010/01/20 07:33 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)

滋賀県 「比叡山延暦寺西塔  釈迦堂」

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                 比叡山延暦寺西塔 釈迦堂

  昼食を終え、延暦寺西塔へ行った。駐車場には、結構車が止まっている。見学するには拝観券を購入しなくてはならないようだ。共通券は千円だった。そこから少し行った所にお寺の入口があり、係りの人が拝観券をチェックしていた。拝観券を見せていると、そこへリュックを担いだ人たちがやって来た。この人たちもお参りに来たのかなと思っていたら、「歩く人はここは通れません。下の道を通って下さい」と係りの人が迷惑そうな顔で「あっちです」と下にある道を指差していた。
  「可笑しなことを言うなあ」と思ったのだが、実は、延暦寺には東海自然歩道が通っていて、そこを歩きに来ている人がいるのだ。東海自然歩道を歩きに来た人は、拝観料を払う必要はないらしい。自然歩道と参道が一体化している所が多く、こうしたトラブルが起きているようだった。延暦寺の中を歩く人の中に、一方は有料、一方は無料と、不思議な風景が存在しているのだった。
  延暦寺西塔には、にない堂、釈迦堂、相輪橖、椿堂、瑠璃堂などたくさんの建物が建っていた。全部を回れば時間がかかりそうだ。その中から、山内最古の建物という釈迦堂を見学した。釈迦堂は高い木立に囲まれて建っていた。釈迦堂は、信長の焼討ちがあった後、秀吉が三井寺から移築したものだそうだ。
   続いて、浄土院を見学した。ここには、宗祖最澄のお墓があり、山内でもっとも神聖な場所とされているとこだという。たまたま、そこで、研修に来ていたお坊さんたちと一緒になった。リーダー格のお坊さんが説明している声が聞こえてくる。「ここでの修行は大変厳しいものです。地獄ですね。何しろ、十二年間ここにこもり、ひたすら掃除することが修行ですから…」一緒に来ていたお坊さんたちは、きれいに履かれた庭を眺めながらしきりに頷いていた。
[ 2010/01/20 06:53 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)

滋賀県  比叡山からの眺望

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                  比叡山からの眺望

 帰りはどの道を走ることにしようか。琵琶湖東岸を走るか、琵琶湖西岸を走るか、一気に日本海へ出るか迷う。その中から、先月走った琵琶湖西岸の道を選んだ。ここは、湖西道路が整備され、高速で走れるようになっている。富山まで一気に帰るつもりで、京都市内を抜け、山科から湖西道路に入った。
 しばらく走った所で、比叡山という道路標識が目に入った。旅人は、これまで比叡山へ行ったことがない。この機会とばかり、寄り道していくことにした。仰木・雄琴インターで湖西道路を下り、比叡山へ向かった。
 奥比叡ドライブウエーを上って行く。比叡の山は紅葉真っ盛りで素晴らしい。比叡山延暦寺は、一つのお寺だとばかり思っていたのだが、広い山中に分散して建っていることを知った。地図で見ると、奥比叡には、横川という所にお寺があるようだが、延暦寺横川を素通りし、一番上にある延暦寺東塔を目指して走って行くことにした。
眼下に琵琶湖が見えて来た。琵琶湖大橋が白く霞んで見えている。素晴らしい眺望だった。
[ 2010/01/20 06:46 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)

滋賀県近江八幡市 水郷の風景

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              F2サイズ

  三重からの帰り道、近江八幡へ寄り道して、水郷の風景を見学して行くことにした。時刻は、午後三時を過ぎている。地図で大雑把な検討をつけて、国道8号線を走って行く。どこかに案内板でも出ているのだろうと思っていたのが間違いだった。彦根近くになって、ようやく近江八幡を通り過ぎたことに気が付いた。「水郷」という案内板を見落としたのだろう。せっかく、ここまで来たのだからと、近江八幡へ引き帰した。ガソリンスタンドで、水郷めぐりをする乗り場の場所を教えてもらった。
  やっとのことで、舟が発着する場所に到着したのだが、「今日の乗船は午後三時で終了しました。明日の朝、お出掛けください」と案内所の親父さんは、つれなく言った。水郷めぐりはあきらめ、近江        
  八幡の街中を散策していくことにした。
  近江八幡の街中には、古い建物が結構残っていて、散策コースも幾つか設定されていた。午後五時を過ぎ、辺りは薄暗くなり始めている。ロープウエーがあるという日牟禮八幡宮へ行くと、八幡堀に掛かる橋の上に観光客が集まっていた。「今から、夕陽が沈む所をここから見るのよ」とおばさんが教えてくれた。ここは、絶景ポイント一つのようだ。水郷めぐりはできなかったが、美しい夕陽を眺めることができ、満足した旅人だった。
[ 2009/11/24 13:14 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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