水彩画で綴る細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父が、全国あちこち気ままに旅をしています。 その時の様子を、習い覚えた水彩画と旅日記で綴ります。

愛知県常滑市 常滑焼の里

常滑は焼き物の町。鎌倉時代の頃からこの地で焼き物が作られるようになった。赤茶色の急須や土管、干支の置き物などが有名だ。私の家にも干支の置き物が幾つかある。
近年になって土管の需要が減り、常滑焼も厳しい時代を迎えている。最近、「これが常滑焼?」と、驚くような新しい感覚の湯飲みや茶碗などが作られるようになり、焼き物会館にはカラフルな作品が並べられている。
電気窯で焼き物を作るようになり、薪は使われなくなったが、常滑の町には、焼き物の町のシンボルとして煙突が何本も立っている。
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伊良湖岬灯台

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伊良湖岬灯台
  何年か前に、北海道から名古屋までフェリーに乗って旅したことがある。ちょうど明け方、この伊良湖岬灯台の横を通過した。巨大な灯台から、光のパルスが発せられていたのを記憶している。
 今日も、この灯台の横を大きな船が次々に通過していく。ここは、伊良湖水道という伊勢湾を出入りする船の銀座通りである。
 その伊良湖水道には、漁船の姿もたくさん見える。ここは、豊かな漁場でもあるのだ。大アサリはここの名産だ。
 巨大な灯台は、どっしりと腰をすえ、船の安全を祈って、海を見つめていた。

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伊良湖岬の菜の花畑

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伊良湖岬の菜の花畑
  名古屋からの帰りは、渥美半島の伊良湖岬から鳥羽へフェリーで渡り、紀伊半島を巡ることにした。ちょっとした旅行になりそうである。
  渥美半島に入り、なだらかな丘陵地を走る。暖冬の影響もあるのだろうが、春真っ盛りの天候である。
  田原町に入り、ガラス張りの建物があちこちに見え始めた。温室である。ここは電照キクで有名な地だ。そして突然、黄色い絨毯が広がり始めた。菜の花畑だ。黄色い絨毯が太陽にキラキラ輝いている。黄色い絨毯は、伊良湖岬まで途切れ途切れではあったが、続いていた。町が力を入れている様子が伝わって来た。
  伊良湖岬
  伊良湖岬に到着した。太平洋の荒波が打ち寄せる海岸には、広大な砂浜が広がっている。その砂浜のすぐ横には、立派なサイクリング道路が作られていた。今日は平日なのでサイクリングを楽しむ人の姿は見られない。丘の上に巨大なホテルが建っていた。
 「この浜にウミガメが産卵しに来る」と、ずっと昔に聞いたことがあったが、もうウミガメがやって来られるような環境ではないようだ。
  島崎藤村が、「椰子の実」の詩を詠んだのもこの浜辺だという。それで、土産物屋には、椰子の実がたくさん並べてあるのだが、今流れ着くのは外国のゴミばかりなのだろう。
  若い頃にやって来た伊良湖岬と風景は大きく様変わりし、時の流れを強く感じた。

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名古屋テレビ塔

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名古屋テレビ塔


2月、私の知人である伊藤寿雄氏が、今年も日展東海展に入選したので、その作品を見に名古屋へ出掛けた。
伊藤寿雄氏は、10年以上連続して日展に入選している。彼のテーマは、母親である。自分の母親を描き続けているのだ。今年は、座布団に座った姿が描かれていた。年老いた母の顔の皺の一つ一つまで実に丁寧に描かれている。彼の母に対する深い愛情が伝わって来る素晴らしい作品だった。
  会場で、ハガキに印刷した彼の作品を求めると、品切れになっていた。彼の絵に感動して買って行く人が多いのだろう。買えなくて本当に残念だった。
  美術館から外へ出ると、黒雲の中にテレビ塔が聳えていた。テレビ塔の前の広場も、以前とは様変わりし、天井遊歩道ができ、そこには大きなプールが広がっていた。
  しばらくぶりに名古屋を訪れたのだが、あまりの変化に驚くことばかりだった。

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常滑土管坂

常滑土管坂
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常滑土管坂 


 中部国際空港が開港して1年。昨年は、「中部国際空港はこの目で見とかないかんわ」と考えた名古屋人と、愛知万博にやって来た観光客で大賑わいだった。実は私もその中の一人なのだが・・・。万博も終わり、物珍しさにつられてやって来る名古屋人も少なくなり、今年は、空港本来の姿で、客を迎えることになった。


 今年の銀座通りはどうなのだろうか。風呂は賑わっているのだろうか。 今日は、空港ではなく、常滑焼の見学に来た。ここには旧い窯跡が残り、散策コースとして整備されている。


 散策コースの出発点、常滑陶磁器会館は、これから歩こうという人たちでごったがえしていた。コース地図を見ると、以前よりも見学場所が増えていた。土管で有名な常滑焼も、焼き物の種類が豊富になり、高級ブランドを目指して頑張っているようだ。中部国際空港ができ、常滑は元気になっているようだ。

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