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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2007年10月

飛騨市神岡町 藤波橋

高原川の川原に降りて、ススキを描いた。それから、その後ろにある赤い藤波橋とオレンジ色に色付いたケヤキを描いた。さらに、ゆったりと流れる高原川に映る橋も付け加えた。カメラで狙えば最高のアングルなのだろうが、絵の出来栄えはあまり良くなかった。少々欲張り過ぎたようだ。

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[ 2007/10/26 17:36 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町  藤波橋

朝の冷え込みがきつくなり、木々の葉が急速に色付き始めている。神岡町の紅葉が描きたくて出掛けた。
藤波橋の袂にあるケヤキの葉はオレンジ色に紅葉し始めていた。他の木はどうか、藤波八丁の散策路を歩くことにした。紅葉には、まだ時間がかかりそうだった。
散策路の途中にある脇道を下り、高原川の川原に出た。崖に囲まれた川原から見た藤波橋は美しかった。
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[ 2007/10/25 15:06 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町 山之村

美しい風景が見たい人は神岡町山之村がお勧めである。標高1000mの高原に開けた集落で、ブナやシラカンバの林があり紅葉がすばらしい。
特にお勧めなのが、茅葺屋根の家である。この日は、その家の前の田んぼに、刈り取った稲穂が架稲に架けられ、天日干しされていた。畑にはハクサイ、ダイコン、カブなどの野菜が青々とした大きな葉を伸ばしている。もうしばらくしたら美味しい漬物にされるのだろう。寒干しダイコンはこの地の特産品である。
今日は、田舎の美しい風景を見ることができ、満喫した一日になった。
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[ 2007/10/20 15:35 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

富山市船峅  猿倉山

猿倉山からの眺望は素晴らしい。富山平野が一望でき、箱庭を見ているようだ。戦国の頃、ここに城があり、越中と飛騨との攻防の地として、重要な役割を果たしていたという。山頂には城址の石碑が立っている。
収穫の秋を迎え、黄金色の田んぼが一面に広がっている。この辺りで作られているのは、コシヒカリである。最近、テンタカクという新しい品種も作られ始めた。
今年は、豊作とばかり思っていたのだが、異常気象で苗の分結が少なく、収穫は例年の8割程度という話を農家の人から聞いた。機械化が進み、仕事はかなり楽になったというが、気候相手の米作りは簡単ではないようだ。

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富山市猪谷  猪谷駅前商店街

商店が並ぶ猪谷駅前であるが、戸を閉めている店が目立つようになったのが残念である。古い話になるが、笠智衆と宇野重吉が「ながらえて」という民報のテレビドラマで、酒を酌み交わした金山旅館も5年ほど前に廃業してしまった。
関口知弘が全国鉄道の旅で朝食を食べた早瀬亭、酒・味噌・醤油を売る水腰商店、スーパーの魚国、地元産のハチミツを売る森下友蜂堂は営業している。高山本線が全線復旧し、特急列車も再び停まるようになった。高山本線の列車も増発されている。商店街再生に向けた企画が練られているのだろう。
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富山市猪谷 JR猪谷駅

JR猪谷駅は木造モルタル作りの鄙びた駅舎である。この駅に立ち寄った旅人たちが、駅舎を撮影する風景が定番になっている。辺鄙な田舎にやって来たという気持ちにぴったりの駅舎なのだろう。
駅舎は、飛越線の笹津~猪谷間が開通した1930年(昭和5年)に建てられたもので、その当時からほとんど建物の様子は変わっていないという。高山本線が開通する1934年(昭和9年)それ以前からこの地に建ち、豪雪にも負けず、昭和と平成の時代をずっと見守ってきた駅舎である。駅に掲げられている駅名の看板は、少し歴史は浅いが、手書きで書かれていて、これも旅人たちには人気がある。なくしたくない駅舎である。

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[ 2007/10/17 05:52 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市宮川町野首  蔵のある家

飛騨市宮川町坂上駅近くの国道360号線沿いに赤い屋根の土蔵がある。人の住む母屋は、トタン拭きなのに、この土蔵は、なぜか赤い瓦が使われている。飛騨市は冬の気温が低く、瓦だと割れてしまうことがあるので、トタン屋根が普通なのだが、土蔵の屋根に瓦が使われているのが不思議だった。
宮川地域には、板で作った蔵が並ぶ「種蔵の板倉」が有名だが、ここの蔵は、土蔵と板蔵が合体していておもしろいと思った。土蔵には大切なお宝が眠っているのかも知れない。

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[ 2007/10/16 05:11 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町  西里橋

神岡はその昔から鉱山の町として栄えてきた。江戸時代に入ると、銀の採掘が盛んになり、人口が増えてきたという。「茂住銀山」は代表する鉱山である。明治時代に入り、三井が神岡鉱山全山を保有し、大規模な採掘が行われるようになると、神岡の町は急速に発展していった。
 神岡町の人口も1960年代には2万7千人に膨れ上がったが、現在、神岡鉱山の採掘が終了し、工場の規模が縮小され、人口は1万1千人と激減している。神岡鉱山跡地の一つを利用して作られたニュートリノの観測所「スーパーカミオカンデ」は、話題を呼んでいる。

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[ 2007/10/15 08:18 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町  神岡城からの風景

神岡の町が一望できる神岡城からの風景は実に素晴らしい。旅の途中でこの神岡城に立ち寄った人は、この風景を眺めて至福の一時を過ごしているのだろう。
青く澄んだ高原川、色とりどりの屋根が並ぶ町並み、遠くに連なる山並み、眼下に広がる風景はまさに箱庭を眺めているようである。
10月になり、色濃かった木々の葉も勢いがなくなり、少し色付き始めた。朝晩の冷え込みも感じるようになり、そろそろストーブを出さなくてはいけないようだ。

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[ 2007/10/04 06:29 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

富山市楡原 JR高山線「楡原駅」

JR高山線「楡原駅」。モダンな感じがする駅舎である。高山線を利用して欲しいという願いを込めてデザインされたのだろう。しかし、人は、不便な高山線を敬遠して、車を利用し、モダンな駅舎もくたびれが目立つようになってきた。
昨年、実験と称して、高山線を走る普通列車が増発され、1時間に1本は、列車が止まるようになった。9月には、土砂崩れの箇所が復旧し、高山線が全線開通し、3年ぶりに「特急ひだ」の姿も見ることができるようになった。高山線に関しては、嬉しいニュースがたくさんあるのだが、過疎地の駅舎は、以前と同じように、乗降客のいない静かな日々を送っている。
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[ 2007/10/03 07:50 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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