水彩画で綴る細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父が、全国あちこち気ままに旅をしています。 その時の様子を、習い覚えた水彩画と旅日記で綴ります。

飛騨市神岡町  秋の高原川

夕方から降り出した雨がみぞれになり、朝には屋根にうっすらと白い物が溜まっていた。とうとう冬がやって来た。
しかし、朝からいい天気になり、白い雪もすっかり溶けた。高原川を囲む山々は全山紅葉し、神岡は今が一番美しい季節なのかもしれない。神岡に住む人がうらやましく思った。
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富山市猪谷 神通峡の秋は最高

猪谷と東猪谷を結ぶ神峡橋からの紅葉は最高である。ケヤキやサクラ,カキなどの木々が赤や橙や黄色に色づき、足元を流れる神通川のエメラルド色の川面と合わさった風景は、その場にずっと留まっていたいという気持ちにさせる。
この橋の先にある旧街道の石仏たちも、深まりつつある秋を楽しんでいるようだ。神通峡の秋は最高である。

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富山市薄波  薄波のお地蔵さん

明るい日差しが降り注ぐ秋の昼下がり、吉野を出発し、片路峡の旧飛騨街道を薄波に向かって歩く。旧街道は、神通川の断崖にへばりつくように作られ、一つ間違えば転落しそうな所もある。
辺りは高い木立に覆われ、薄暗く不気味である。人里遠く離れ、熊が現れても不思議ではないが、今年は熊の出没がないのがありがたい。
出発して20分、小さなトンネルを抜け、薄波に到着。お地蔵さんが薄波橋の袂で私を出迎えてくれた。本格的な紅葉時期にはまだ少し早かったようだ。残念。
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富山市猪谷  秋の神通峡

雨が上がり、太陽の光に紅葉した木々の葉が輝いている。飛騨の平湯峠からは積雪の便りが届いている。除雪車が出動し、道路の除雪に朝から大忙しとのこと。神通峡の秋は駆け足で過ぎ去ろうとしている。
神通川に架かる神峡橋は、ビニールで覆われ、化粧直しの真っ最中である。年末までには工事は終了するとのことだ。真っ赤な橋と白い雪とエメラルドグリーンの神通川の絵を次は描こうと思っている。
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富山市吉野 神通第一ダム

富山市を流れる神通川には三つのダムがあり、最上流にあるのが第一ダムである。昨日、大雨が降り、今日は放流している姿を見ることができた。轟音を響かせて落下する水は、圧巻である。
第一ダムのある吉野から寺津までの旧飛騨街道は、片路峡と呼ばれ、深い谷が続く絶景である。猿やカモシカ、時には熊にも遭遇しそうな旧街道を、お地蔵さんに見守られながら歩くのはスリルがあっておもしろい。冒険好きの人にお勧めの道である。
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飛騨市神岡町 山之村松葉邸

山之村和佐府集落に立派な建物がある。明治から大正にかけて製糸業を営んでいた松葉さんの家である。切妻造りの屋根を持ち、建坪が二百十坪というからすごい。その昔、富山の女工さんたちが、唐尾峠(鎌倉街道)を越えて、ここに働きに来ていたという話を聞いた。きっと哀しい物語がたくさんあるのだろうが、その話は、今は残っていない。
雪の便りが届き始めた。標高千mの高さにある山之村は、間もなく深い雪の中に埋まるのだろう。

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飛騨市神岡町  藤波八丁遊歩道

ここは神岡町の紅葉で有名な藤波八丁。エメラルドグリーンの川面には紅葉した木々が映っている。遊歩道の入口には、謡曲「藤橋」の歌碑があり、「物語は諸国遊歴の僧が船津の里に着き、谷川の架かる藤橋の美しい景色に見とれているうち日が暮れ、橋の近くで宿をとったことから始まる・・・」と刻まれている。古風な街灯が立つ遊歩道は、紅葉を見ながら散策する人で賑わっている。
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飛騨市神岡町  山之村の野仏

山之村の和佐府集落に豪華なたたずまいの家がある。松葉さんという方の家で、明治から大正にかけて製糸業を営んでいたという。家の傷みがひどくなり、最近修復したそうだ。
その家の傍らに、野仏たちが並んでいるのを見つけた。松葉家のお墓の中にあるので、不思議に思った。「それは、墓標仏と言って、お墓の一つだよ。飛騨では、昔はお墓の上に観音様を作って祭ったのだよ」と知人が教えてくれた。丘の上の野仏たちが立つ草むらの中では、リンドウが可憐な紫色の花を開いていた。秋深まる山之村での絵になる風景だった。
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飛騨市神岡町  平成の芝居小屋「船津座」

2005年4月、市民の文化交流施設として建てられた。ヒノキを使った和風様式の木造建築で、立派な建物である。市民が交流できるいろいろな部屋や、平成の芝居小屋と名乗るように、芝居ができる立派な舞台がある。大型ハイビジョン装置が設置され、コンサートや演劇、踊り、落語などいろいろなイベントに使われている。市民が使用するには少し敷居が高いという話もあるが、神岡町の文化を代表する建物である。

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飛騨市神岡町  藤波八丁

高原川沿いにある藤波八丁は、美しい紅葉の時期を迎えている。太陽の光に、赤や黄色に色付いた木々の葉がキラキラ輝き、藤波八丁沿いにある散策路を歩く人たちの顔もほころんでいる。神岡町の紅葉を楽しみたい人は、この散策路へどうぞ。
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飛騨市神岡町山之村  秋の山之村

神岡の街中から山之村へ通じる県道を走っている。山之村へは、双六から有峰湖へ通じる立派な道路があり、いつもはその道を走るのだが、今日は紅葉が見たくてこの道を選んだ。
一つ間違えば崖から転落しそうな場所もある。この細い県道をダンプカーが堂々と走っているのには驚く。すれ違えそうもできないような所でもダンプは平気で走って行く。さすがプロの運転手である。
峠に近づき、山は素晴らしい紅葉に覆われていた。峠のトンネルを抜け、山之村に入る。そこには、赤く色付いた山並みを背景にした、のどかな田園が広がっていた。

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飛騨市神岡町  大きなケヤキの木がある店

高原川沿いを藤波橋から西里橋に向かって歩いていて、おもしろい店を見つけた。店の中から大きなケヤキの木が生えているように見えるのだ。きっとケヤキを大切にしているうちに、こんなおもしろい家のつくりになってしまったのだろう。
店の名前は「けや木」。美味しい焼肉料理を食べさせてくれるというので、評判の店だそうだ。ケヤキの葉が赤く色付き美しい風景を作っていた。

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