水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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富山市楡原  上行寺

  楡原の西にある小高い山の中腹に不怠山上行寺がある。法華経のお寺で、歴史は古く、応永十六年(1409 )に建立されたという。江戸時代には、「楡原法華」は「堅法華」として名をとどろかせ、岩稲・割山と笹津の一部もその信者としてきた。
 上行寺には、「三帰妙王」という仏像が伝わる。これは、鎌倉時代の武将、畠山重忠がサイの角に刻んだといわれる仏像で、上行寺は、畠山重忠の菩提寺である。毎年七月二十二日の畠山重忠公の命日に、重忠公の墓前祭を行っている。
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[ 2008/04/26 10:33 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市岩稲 神通川第2ダム湖

 春の日差しを浴びて桜の花が輝いている。その下に広がっているのが、神津川を堰き止めてできた神通川第2ダム湖である。今は静かな湖水になっているが、50年ほど前には、ここは、険しい峡谷であった。
 峡谷を堰き止めるダムができ、湖水の底に16戸の家と公民館が沈んだ。湖水の淵に建っているのが、ダムができたために移転し、新築された家並みである。涙なくして語れぬ物語が、それぞれの家々に伝わっているのであろう。ダムによる移転の経緯については、八幡宮境内に記念碑として残されている。
  美しく花を咲かせている桜の木は、そのことを知っているのだろうか。
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[ 2008/04/24 08:45 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市吉野 春の神通川第1ダム

 富山市細入地域を流れる神通川には3つあるダムがある。最上流にあるのが神通川第1ダムである。昭和27年に建設が始まり、昭和29年から送電を開始した。
 この大きなダム湖には、当時21戸あった下夕村吉野集落が水没し、住んでいた人たちの大半は、高台に移転した。第1ダムの横に見えるのが移転した吉野集落である。ダム横に植えられた桜が咲き誇っている。今年の桜は、例年になく美しかった。
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[ 2008/04/22 09:07 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市岩稲 春の神通第2ダム

 神通川を堰き止める神通第2ダムの放流が続いている。このところのぽかぽか陽気で、雪解け水が増えているようだ。
 この第2ダムは、昭和27年に建設が始まり、昭和29年に完成した。岩稲集落の16戸が湖底に沈んだとのことである。完成から、50年以上の年月が過ぎ、ダムのコンクリートが煤け、ダム湖も堆積した土で埋まりそうだが、まだ現役で水力発電を続けている。
 ダムの完成当時に植えられた桜は、枝や幹に年を感じるようになってきたが、今年も美しい花を咲かせている。ダム湖の駐車場に車を止め、散り始めた桜を楽しむ人の姿が、今日もちらほら見られた。
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[ 2008/04/18 17:59 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市牛ケ増  峡谷の宿

神通川第二ダムの少し下流の牛ケ増に、老舗の宿「紅葉閣」がある。大正4年(1915)に建てられたというから、90年以上の歴史を持つ宿である。私はまだ宿泊したことはないが、部屋からは神通峡が一望できるそうだ。渦を巻いて流れる神通川のすぐ縁にあるこの宿からの眺めは、迫力満点のことだろう。
 「やっと桜が咲き始めたか」と思っていたら、このところの陽気で、あっという間に満開を迎えた。峡谷の宿の周りに植えられた桜も、見てくれと言わんばかりに、花を咲かせている。峡谷に咲いた桜を見ながらの一杯は、さぞかい美味しいことだろう。
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[ 2008/04/11 17:31 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市伏木  河童伝説の里

富山市伏木は、神通川第一ダム湖の畔にある。集落の中を、石仏が並ぶ旧飛騨街道(東街道)が通り抜けている。
伏木には、「河童の妙薬」という伝説が残っている。おばあさんが、河童を助けたお礼に、河童がアイスと呼ばれる薬草で作る薬の作り方を教えてくれるという話である。この伏木から少し下流にある寺津という地域にも、河童伝説が残っているが、話の展開は、途中までは、そっくりだった。地域が近いことから、一つの話が二つに分かれて伝わったのかなと思った。
「野菊の会」では、この民話も紙芝居にして、保育園や小学校、介護施設などへ出掛け、伝承する取組みを続けているということだった。
今日は、その紙芝居の一つを借りることができた。これから、紙芝居を絵本にしてみようと思っている。うまくできるかな?
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[ 2008/04/10 08:38 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市猪谷  フクジュソウ

蔵のある家の、裏の畑へ通じる路地の脇に、フクジュソウの花が顔を出していた。太陽の光を浴びて、黄色い花びらがキラキラと輝いている。
 このフクジュソウを昨年描いたが、納得できる作品にならなかったので、再チャレンジした。
フクジュソウは、小さな石ころや枯葉の隙間から、とても美しいとはいえない薄緑色の茎を伸ばし、その先に鮮やかな黄色い花びらを広げていた。
フクジュソウの花を初めて見たのは、今から10年ほど前のことだ。その頃、私は道歩きに凝っていた。雪がようやく溶け始めた3月末、信濃の柿其渓谷を歩いていた時、村はずれの道標の足元に、黄色い花の塊を見つけた。それがフクジュソウだった。春を告げる花だと、その後知った。
フクジュソウが花を開き、本格的な春が駆け足でやって来ようとしている今日この頃である。

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[ 2008/04/03 07:50 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市小糸    弘法の清水

神通峡に伝わる民話や伝説を調べ出して1ヶ月。今は、小糸集落に伝わる弘法の清水について調べている。「弘法様が錫杖で土地を突くと、そこから清水が湧き出た」という伝説であるが、今も、小糸の清水からは、こうこうと水が湧き出ていて、地域の人が飲み水などに利用していた。
 実際に、地域の人に会うと、伝説だけでなく、この土地での生活の様子や、今までの苦労話なども聞けて、民話や伝説を、実感を持って伝えられそうな気がしてくる。この地域には、まだ他にも伝説や民話が残ってることも分かった。
また、思わぬ収穫もあつた。今回は、地域の歴史を発掘して本にまとめたり、地域に残る野仏の保存のために努力している「野菊の会」の代表の方と知り合うことができた。また、「野菊の会」がまとめた本も借りることができた。「野菊の会」との出会いは、これからの私の取組みの大きな力になりそうである。
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弘法の清水
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[ 2008/04/02 09:31 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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