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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2008年11月

飛騨市神岡町 神岡大橋からの風景

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  神岡大橋から西の方を見た風景である。高原川は険しい渓谷になっている。
よく見ると対岸に鉄道のレールが見える。廃線になった旧神岡鉄道である。まだ線路は撤去されずに残っている。
  現在、この線路を使って、レールマウンテンバイクという人力の自転車が走っているが、雪の季節を迎えたので、終了したそうだ。来年も走るとのことだった。
  この渓谷には「がおろの道」という散策路が設置されていた。旅人は、神岡鉄道が廃線になる年に歩いたことがあるが、渓谷の風景が素晴らしかった思い出が残っている。廃線になった今は、歩けるのだろうか・・・?


[ 2008/11/30 15:33 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町 紅葉が美しい大津神社

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  立派な拝殿である。境内に設置されている案内板によると、大津神社は、平安時代初期には、この地に存在し、祭礼がとり行われていたという。大津神社は、古い歴史を持つようである。
  神岡の人には、大津神社といえば、真正面に拝殿を眺める、この風景が浮かぶのではないだろうか。それで、3枚目はその構図にした。
  紅葉は、赤もあり、橙もあり、黄色もある。ひょっとしたら、この風景を考えて植樹したのではないかと思うくらい、拝殿は、美しい紅葉に包まれていた。神岡の人はさすがである。

[ 2008/11/30 14:55 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町大津神社 もうすぐ七五三

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  大津神社の参道を下る時に、「七五三」を祝う赤い幟が何本も立っていることに気が付いた。 
  「七五三」とは、男の子は5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、成長を祝って神社やお寺などに詣でる行事だが、神岡の人たちのお宮参りは大津神社で行うようだ。来週の土曜日がちょうどその日に当たる。この参道を、晴れやかに着飾った子どもたちが、抱っこされたり、手を引かれたりして行き交うのだろう。 
  旅人の脳裏に、子どもの頃、母親に連れられて名古屋の熱田神宮へお参りに行った時の光景がよみがえってきた。参道には飴やおもちゃなどを売る屋台が並んでいて、袋に入った飴玉を買ってもらったような気がする。美しく紅葉した大津神社の参道でも、よく似た風景が見られるのだろう。
[ 2008/11/26 14:48 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町 秋の大津神社

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  秋が深まりつつある11月、弁当を持って大津神社のスケッチに出掛けた。大津神社へ参拝するのは春の大祭以来になる。あの時は、咲き始めた桜の花が雨に濡れていた。今日は朝からの小春日和で、スケッチには持って来いの天気である。
  西町商店街を通り、さらに進むと大津神社の鳥居が見えてきた。神社は神岡の町を見下ろす小高い丘の中腹にある。坂の町「神岡」にふさわしい場所に社はあるようだ。
  急坂を、息を切らせて上り、本殿に到着した。社を囲む木々の葉が赤や黄色に美しく色付いていた。落ち葉が絨毯を敷き詰めたようになっている境内をあちこち歩き回り、ようやく構図が決まった。やる気満々、一気にスケッチを完成させた。いい絵になりそうだ。
  その後、紅葉に包まれた森の中のベンチに座り、持って来た弁当を食べた。旅人は、至福の時間を過ごし、大津神社を後にした。

[ 2008/11/24 17:25 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺観音 西門

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  正面に見えるのが笠寺観音の西門である。門には観音様のシンボルになっている笠を印した赤い垂れ幕が掛かり、ご本尊に奉納した「南無十一面観世音菩薩」の幟が立つ。
  笠寺観音には名物になっている6の市がある。毎月6が付く6日、16日、26日に、境内に露店が並び、地物の野菜や、魚、小物、衣服などが販売される。近在の人たちが掘り出し物を求めて訪れ、賑わっている。子どもの頃にこの露天で、バナナの叩き売りやガマの油売りなどを見て興奮したことがあった。
  この西門から旧東海道沿いの200メートルほどの間が笠寺商店街である。衣料品店、喫茶店、食堂、時計店、電気店、文具店などの小さな商店がぎっしりと並んでいる。郊外の大型スーパーや量販店などに押されてはいるが、今も懐かしい風景は健在である。
[ 2008/11/23 10:46 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺観音 仁王門

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  尾張四観音の一つ笠寺観音の仁王門前に立った。仁王門の屋根が高々と聳えている。笠寺観音は俗称で、門前にある石柱には、「天林山 笠覆寺」と銘がある。その昔、天平の頃、呼続の浦に一本の流木が流れ着き、夜な夜な光を放っていたという。それを善光上人が十一面観音に刻み、お寺を建立して奉ったというのがこのお寺の始まりだという。
  季節は本格的な秋を迎え、桜もみじが美しい。小さな池に架かる石橋を渡る。池の中ほどにある小さな島には、日向ぼっこをしている亀の姿が見られた。昔、この池で遊んでいて大人にこっぴどく叱れた記憶がよみがえる。
  門の脇には、二体の勇壮な仁王像が立ちはだかり、参拝者を見守っている。この仁王様を写生会で描いた記憶もよみがえってきた。
  観音様を奉る本堂が門の奥に赤い垂れ幕と共に見えていた。スケッチを終えたら、お参りして行こう。

[ 2008/11/19 10:31 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺商店街 「大力餅」

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  笠寺観音の入口に「大力餅」と看板の掛かる餅屋さんがある。この店も旅人が子どもの頃からある。この日も、白餅や草餅、大福などが鄙びた店先に並んでいた。美しいショーウィドーに並んでいないところに味わいがある。きっと餅を買ったら昔のように白い紙袋に入れてくれるのだろう。
  旅人の家は、年暮れの餅の注文はこの店だった。「餅を取って来なさい」と親に言われ、自転車で出掛けた。餅を付く音が響き、奥の部屋は湯気で真っ白だ。平餅を受け取り、自転車の荷台に載せ、家まで走った。転ばずに無事家に着き、胸をなでおろした記憶がよみがえった。
  笠寺商店街には、昔のことを思い出させてくれる懐かしい風景が今も残っている。11月22日(土)には笠寺観音を中心にしてお祭が開かれるそうだ。笠寺商店街はたくさんの人で賑わうのだろう。
[ 2008/11/18 09:18 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺商店街 「丸八屋」

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F4サイズ 332×235mm
  名古屋市南区に尾張四観音の一つ「笠寺観音」がある。先日ふらっと出掛けた旅で立ち寄った。
実は、この地は旅人が育った所。懐かしい風景が、今もそのまま残っていた。観音様の境内を子どもの頃駆け抜けていた思い出がよみがえってきた。
この笠寺観音の入口に一軒のうどん屋がある。子どもの頃に食べた味が懐かしくて暖簾をくぐった。素うどんを注文した。
  しばらくして濃い色の汁に浸かったうどんが出てきた。具は何も入っていない本当に質素なうどんである。小皿に入った刻みネギ入れ、一味唐辛子をかけて食べ始めた。腰が全くといってないとろとろのうどんである。子どもの頃食べたその時のうどんそのままだった。この日は、きし麺や中華ソバは食べることができなかったが、きっと昔のままの味なのだろう。
  笠寺観音と共に、今も昔の味を守り続けている「丸八屋」へ行ってみりゃーせ。
[ 2008/11/17 19:52 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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