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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2009年04月

富山市楡原 神通碧小学校

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  神通碧小学校は、細入地域唯一の小学校である。旅人が細入に移り住んだ10年程前には、細入村には、楡原小学校と猪谷小学校の2校があったのだが、児童数の減少から、2つの小学校が統合し、神通碧小学校ができた。
  深い緑に包まれた神通峡の畔にあることから、その名前が付いたようだ。全校児童数も70人くらいと小ぢんまりとした小学校である。
  耐震設計がなされていないので、建替えの話が持ち上がり、現在、別の場所に新しい校舎を建築している。完成すれば、小学校と中学校が併設した校舎となる。児童館や図書館も併設されるというから、すごい話だ。進め方によっては、小中一環した教育も実現できそうだ。
  目の前の校舎は、やがて取り壊され、ここには新しい保育所が建設されるという。国道41号線のバイパス工事が進み、神通峡には立派な橋が架かり、来年にはバイパスが完成するという。細入村が富山市と合併し、細入地域の風景が急激に変貌している。
  「変貌しない内に、懐かしい風景を絵に残さなくては」と、校舎の絵を描いた。この校舎で学んだ人は、この絵から、どんな思い出を語ってくれるのだろうか…。
[ 2009/04/30 17:24 ] 富山市 | TB(0) | CM(2)

名古屋市南区 笠寺商店街 西の入口

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  笠寺商店街の西の入口には、名鉄電車の踏切がある。
  電車がひっきりなしに走り、朝夕のラッシュ時には、開かずの踏切となる。
車で走る人は、この踏切を敬遠するが、歩く人はそうはいかず、遮断機が開くのをいらいらしながら待つ姿が見られる。
  旅人も学生の頃、この踏切を渡って、名鉄電車や、市電に乗って、通学した思い出がある。
名鉄本笠寺駅が、普通しか停まらない駅から、準急が停車する駅に昇格した時には、少し誇らしさを感じたものだ。
  そのずっと昔のことになるが、この踏切には踏切番の人がいた。その当時のことだが、旅人は、悪ふざけをしていて、電車を止めた思い出がある。今なら、大事件なのだが、その頃は、人たちに寛容の精神があったようで、大事にならずに済んだのだ。踏切は、長い歴史を刻みながら、笠寺商店街の風景をつくり続けている。
[ 2009/04/30 16:16 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

富山市楡原  楡原全景

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  桜の花が散り、山の木々が一斉に芽吹き始めた。いつもの年なら、もうとっくに山へ上り、コゴミゼンマイやフキノトウなど春の香りを収穫しているのだが、今年は3月から忙しく、なかなか山に行けなかった。ようやく時間ができ、ゼンマイやワラビを求めて、今年初めての山行きを決行する。
  林道を上り、去年ゼンマイを収穫した場所に到着した。「○○では、○○が採れる」というのは、誰にも教えないのが、山菜採りである。旅人にもそういう場所がようやく見つかったようで、時期は少しずれていたが、この場所を歩いた形跡はなかった。
  細い道を歩き始めると、去年と同じように山肌にゼンマイが「さあ収穫してください」と言わんばかりに芽吹いていた。細入村に移り住んだ頃は、ゼンマイを見つければ、根こそぎ収穫していたのだが、ゼンマイには男ゼンマイと女ゼンマイがあり、男ゼンマイは子孫繁栄のため、収穫してはいけないということも理解し、また女ゼンマイも一本は残すようにしている。小一時間で、持って来た手提げ袋も一杯になった。ワラビはまだ時期が早かったようだ。もう一週間もすれば、顔を出すのだろう。
  帰りに、眺望の効く展望台から神通峡を眺めた。湖水は青く輝き、山々の木々は一斉に芽吹き、素晴らしかった。親父にこの風景を見せてやりたいと思った。
[ 2009/04/25 19:41 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市婦中町  富山県中央植物園の岩山

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  富山県中央植物園の散策路に不思議な風景がある。中国にある有名な景勝地に見るようなごつごつした岩山がそびえているのだ。好奇心のある子どもなら、きっと登ってみたくなるに違いない。「俺はお山の大将だってね。」
  婦中町に住む知人に尋ねると、「あれは、開園当時、中国からプレゼントされたものだよ。あそこに設置するまでには、いろいろ苦労があったようだよ」と教えてくれた。
  調べてみると、富山県中央植物園は、中国雲南省の昆明植物研究所と友好協定を結び、日本の植物と関係の深い雲南省の植物を、雲南温室とそれを取り巻く屋外で展示していることがわかった。散策路の岩山は、中国雲南省の景勝地「石林」の石灰岩だった。
  この雲南省の石林をバックに記念写真を撮る人の姿が絶えない。ここは、中央植物園の絶景ポイント一つになっているようだ。
  満開の桜と中国の白い岩山と静まりかえった池が調和して、美しい風景を創っていた。
[ 2009/04/19 19:29 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市婦中町 富山県中央植物園

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  この所のポカポカ陽気に誘われ、桜も一気に満開を迎えそうだ。恒例になった桜が満開の時期に実施される「富山県中央植物園の無料開園」に出掛けた。平日だというのに、駐車場は満員で、しばらく待って、ようやく停めるスペースを見つけることができた。
  植物園に続く歩道は、幼い子どもを連れた家族連れや、高齢者の人たちで溢れんばかりである。もちろん、園内も、人で溢れていた。
  お目当ての桜のトンネルがある方へ散策路を歩いて行くと、保育園児の団体さんが先生に連れられて、こちらに向って来る。園内を一周してきたようで、少々疲れ気味の子どももいる。
「みんな、もうすぐだから頑張って歩こう」と先生が励ましの声を掛けているが、蛇行し始めた列の流れは、一向にあらたまる様子がない。とうとう、旅人もその列の流れに飲み込まれることになった。くりくり目の可愛らしい子どもたちが、旅人の身体の周りをすり抜けて行った。先生たちは困惑顔だったが、旅人には素敵なプレゼントになった。先生ありがとう。
[ 2009/04/09 14:58 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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