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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2009年06月

名古屋市南区 笠寺観音 夏の仁王門

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  梅雨に入り、うっとうしい毎日である。激しい雨が降り、何年か前の、洪水が起きた時の様子が頭を過ぎる。「名古屋市中区では出水しました」というニュースが流れる中、名古屋に向かった。雨は小降りになり、名古屋に着く頃には上がっていた。
  笠寺観音仁王門前の桜の木は、青々とした葉を繁らせていた。石橋から池を覗くと、カメがたくさん泳いでいる。その数は、ゆうに百匹を超えている。どうしてカメたちがざわついているのかと思ったら、池の端で餌を投げ与えてている親子連れがいる。その餌に群がってきているのだ。
  カメたちは、餌に向かって突進し、大きな口を開けてパクリと食いついている。可愛らしさは微塵もない。間違えて指でも入れようものなら、食いちぎられそうである。子どもの頃見たカメとは様子が違うのだ。時代が変わったから、カメの性質も変わったのかと思っていたら、そうではなく、この池のカメの多くは、ペットとして飼われていたミドリガメという種類だそうだ。
  近々、この池のカメの数を調べるイベントがあるそうだが、危険なカメにはくれぐれもご注意を。くわばら、くわばら・・・。
[ 2009/06/30 15:08 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

飛騨市宮川町種蔵  種蔵の土蔵

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  先日、猪谷関所館で「飛越ふれあい祭」が開かれた。毎年冬場に「ブリ・ノーベル街道祭り」として開催していたのだが、今年から春に、形を変えて開催することになったのだという。その折に、旅人の水彩画展も開催してはどうかと依頼を受け、地域の絵を中心に、17点を展示した。会場は、終日たくさんの人で賑わい、旅人の絵も好評だった。
  絵を見ていた人の中に、「種蔵の土蔵の絵はいい感じ描けていますね」と話し掛けてきた女性がいた。その人は種蔵出身で、肉親は今も種蔵に住んでいるということだった。旅人が、「昨年から、種蔵を何度も訪れ、描いた水彩画は10枚を超えています」と話をすると、「種蔵に宿泊施設が出来たのよ。まだまだ宣伝不足だけど、種蔵の雰囲気にぴったりの施設だから、貴方もぜひ宿泊してみたら」と勧められた。そういえば、つい最近、その宿のご主人からメールを貰ったことを思い出した。
  旅人は、「種蔵は素晴らしい所です」という宣伝も含めて、種蔵の絵を猪谷駅前の森下友蜂堂に、8枚ほど展示しているが、「笠寺での取り組みのように、種蔵でも旅人の絵が活用できるのではないか」と考え始めた。
[ 2009/06/30 14:29 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺商店街 「珈琲ソロモン」

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  名鉄本笠寺駅から大通りへ通じる道筋に喫茶店がある。「えっ、喫茶店があったかな」と思う人がいても不思議ではない。何せ、建物は、細い路地の奥にある。目印は、「珈琲ソロモン」の看板である。そういう旅人も「珈琲ソロモン」に入るのは、今回が初めてだ。
  一人がやっと通れる路地を進み、入口の扉を開けてびっくりした。中は、概観からは想像ができないスペースがあり、テーブルが奥に向ってずらりと並んでいた。壁には美しい花の絵がいくつも掛かり、テーブルの横には花が生けてある。流れてくるクラッシックの曲にぴったりである。2階にも席があり、若かりし頃行ったことのある音楽喫茶に雰囲気が似ている感じがした。デートスポットにはお勧めの喫茶店である。
  モーニングコーヒーを注文した。「トーストはバターにしますか、ジャムにしますか」と聞かれた。バタートーストを注文した。しばらくして、注文のモーニングコーヒーが、出て来た。ホッとコーヒーとバタートーストと2枚に目玉焼きまで付いてきた。それで。値段は350円なのだから、やはり、名古屋の喫茶店だと思った。
[ 2009/06/30 13:27 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺商店街 喫茶「ロビン」

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  「かんでらmonzen亭」のブログに、笠寺商店街でMONZENギャラリーなるものが始まったというニュースが載っていた。読んでみると、何と旅人の絵が商店街のお店屋さんに展示されているということだ。「町おこしに活用してもらえたら嬉しいです」と、届けている絵が、素晴らしい企画に変身し、嬉しい限りである。
  絵が展示されているお店の一つに喫茶ロビンがある。笠寺観音門前にあるが、旧道から少し脇道にそれているので、旅人には入った記憶がない喫茶店だ。
  5月に出掛けた時、喫茶ロビンをスケッチしたのだが、最近になってようやく絵を完成させることが出来た。描いていて気が付いたのだが、たくさん並んだ植木蜂には美しい花が植えられていた。2階のベランダにも植木鉢は並んでいた。店の人の優しさが伝わって来るようだ。夜には、タイルやレンガ張りの壁面が、ネオンに美しく輝いているのだろう。
  4月に西方院で開かれた「お寺で開く音楽フェス」には、喫茶ロビンから美味しいコーヒーが届いたそうだ。音楽を聴きながら飲むコーヒーは格別だったにちがいない。
  8月に向け、笠寺商店街の絵をもっともっと完成させなくては…。
[ 2009/06/11 11:51 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区 笠寺観音門前にあるお店屋さん

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  笠寺商店街に老舗の和菓子屋「松風堂」がある。子どもの頃には全く縁がなかった店だが、働き出した頃から利用するようになった。この店で有名なのが、観音最中や栗蒸し羊羹だ。最近は、「笠寺観音門前にある和菓子屋さん」というキャッチフレーズでテレビにも登場し、その時は行列ができるそうだ。
  笠寺商店街の町おこしを頑張っている「かんでらmonzen亭」が、お寺の本堂で開催している「てら寄席」には、この店の和菓子がお茶請として出されている。和菓子を召し上がったお客さんが、「これはおいしいお菓子ですね」と、仕入先を聞かれ、帰りに買って行かれ、品切れになったという話もあるそうだ。水ようかんやくずまんじゅうが食べたい季節になった。ひょっとしたら、予約がいるかな…。
  その隣にあるのが「ゆたかや東店」である。旅人が住んでいた頃にはなかった。だから入ったことがない。「ゆたかや本店」と同じようにうどんやそばが美味しいのだろう。話によると、定食が絶品だというから、出掛けた折に立寄ったら定休日だった。なぜか旅人は、水曜日に名古屋に行くことが多く、笠寺商店街の店の多くがシャツターを閉めていた。行きたい店がたくさんあるのだが、これからは水曜日は外さなくてはいけない。
[ 2009/06/11 08:47 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

名古屋市南区笠寺商店街 甘党の店「角重」

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  笠寺商店街に、甘党の店と看板が掛かるお店「角重」がある。売り物は、あんみつとか宇治金時。食べた人の話によると、「あんみつは、脳天に響く甘さで、看板にいつわりなし」とのこと。しかも、値段は300円というから今時には、ぴったりのお店である。甘党の人にはおすすめの店である。
この店の旅人の思い出は、看板に文字のある「氷」についてである。
  それは、夏の暑い昼下がりであった。小遣いの少ない旅人には、かき氷を買うお金はない。それでも、冷たいものが食べたい。それで、この氷屋へやって来たのだ。氷を削る機械を見つめ、じっと待っているのは、かき氷を作った最後に出る薄っぺらな氷の塊である。もうこれ以上、機械では削れないという薄っぺらな氷の塊を、5円とか10円で売ってもらうのだ。
 しばらくして、「お待ちどうさま」と新聞紙に包まれた氷の塊を、店のおばさんから手渡された。冷たい氷をしゃぶりながら商店街をうろついていた旅人の姿が脳裏に蘇えってきた。名古屋に「カチワリ氷」が生まれる以前の話である。
  冷蔵庫が普及し、家庭で氷が作れるようになった時代だが、かき氷は、やはり、お店屋さんのものに限る。今度、笠寺商店街に行ったら、「角重」に入って、宇治金時を注文し、脳天に響く甘さを味わってみようかな…。
[ 2009/06/09 13:44 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町  西里橋

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  西里橋を描き始めてから、4年近くになる。今までに10枚は超えているように思う。不透明水彩絵の具で描いたのは今回が初めてであるが、だいだい満足できる絵になったように思う。
  ところで、不透明水彩絵の具を使ってみて、幾つか気が付いたので、まとめてみた。
  その1 不透明水彩絵の具は、子どもたちが日頃使っているものだから、格安である。今回利用したペンテル製は、12色入りで、480円だった。不透明水彩絵の具なら、とてもその値段では購入できない。
  その2 不透明水彩絵の具は、薄い色から順に塗っていけば、容易に新しい色を塗り重ねることができる。「この色は違っていた」ということで、水で洗い流さなくても、その上に少し濃い目に塗れば、色が変えられる。透明水彩より本当に簡単である。
  その3 濃い色を塗ってしまった後でも、白色を使えば、色の修正ができるのだ。この点が、透明水彩とは決定的に違っていた。透明水彩の場合は、白色の扱いが難しく、紙の白色をいかに利用して描くかにいつも神経を使っていたように思う。その苦労がなくなった。
  水彩画を、子どもたちに教えるポイントが少し分かったように思う。不透明水彩絵の具は、子どもにぴったりの絵の具のようである。
[ 2009/06/07 20:26 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市神岡町 高原川沿いの風景

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  今日は6月2日。夏服に衣替えした中学生たちは、家の前を歩いて行った。我が家でも、朝から、上さんが石油ストーブを片付け、扇風機を準備していた。そしたら昼頃から急に暑くなり、「今日の富山は、最高気温が31.9度。真夏日です」とラジオからアナウンサーの叫ぶ声が聞こえて来た。上さんの予想は的中。いよいよ本格的な夏を迎えたようである。
  そんな中、朝から、旅人は先日スケッチした絵に色を付けている。旅人が日頃使う絵の具は、透明水彩である。10年ほど前、「絵を描くならこれを使いなさい」と、妹が贈ってくれたものだ。ところが、今日は、不透明水彩絵の具を使っている。今まで本格的に使ったことのない絵の具を使っての苦戦が続いていた。
  実は、先日、細入の教育委員会から、「子どもたちに水彩画を教えてほしい」と依頼を受けたのだ。子どもたちが使っているのは、不透明水彩絵の具である。旅人は、その絵の具を使って本格的に絵を描いた経験がない。それで、慣れない絵の具を使っての試みが始まった。最近になって、「不透明水彩絵の具とはこういう特徴があるのだ」ということが少し分かり、子どもたちにも教えられそうな気がしてきた。
  今日は、その成果をみようと、神岡のスケッチに色を付けていたのだ。絵は完成した。これなら、不透明水彩も描けそうだ。
[ 2009/06/02 16:55 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(1)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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