水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
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富山県南砺市五箇山 菅沼集落 

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  相倉集落を見学を終え、続いてすぐ近くにある菅沼集落へ向かった。五箇山合掌造りが世界遺産に登録されて十五年近い月日が過ぎた。
 合掌造り世界遺産と聞くと、多くの人は、岐阜県にある白川郷合掌集落のことを思い浮かべるのだろう。白川郷は、合掌集落の規模が大きく、毎日何十台もの観光バスが訪れ、行列を作って観光客が歩いている。洗練されている。
  それに反して、富山県にある相倉や菅沼集落のことを思い浮かべる人はそれほど多くはないのだろう。相倉も菅沼も規模が小さく、観光化はそれほど進んでいない。特に、菅沼集落は、広い駐車場がないので観光バスが入れず、鄙びた感じが漂っているのだ。旅人としては、こちらがお勧めである。
しかし、去年、菅沼集落に大きな駐車場ができ、集落の雰囲気が一変した。無料だった駐車場が有料になり、今までなかった土産物店が幾つもでき、「さあ、いらっしゃい」とばかりに、観光化が進み出した。この日も、たくさんの人が小さな集落の中に溢れていた。
  昼食は、鄙びた土産物店の奥にある座敷で食べた。この店もやがて変身するのだろうか。障子の隙間から見える風景が、これからも続くことを願いながら、山菜そばを味わった。
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[ 2009/11/25 10:08 ] その他富山県内 | TB(0) | CM(1)

富山県南砺市五箇山 相倉集落 その二

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  雨が降る相倉集落を歩き始めて、数分後、予想もしていないハプニングが起こった。何と、名古屋に住む友人(彼は、旅人たちがよく知っている友人で、昨夜も、彼のことが食事の時に話題になった)が、この集落の中を、黄色いカッパに身を包んで歩いて来るのだ。
  「どうして、ここにいるの」というのが、友人と旅人たちから同時に発せられた言葉だった。
  旅人たちは、立山や宇奈月を雨のためにあきらめ、合掌集落なら見学できるとやって来たのだ。友人は、地域の団体旅行に参加し、ここが観光地に設定されていて、たまたま立寄ったということだった。どちらも、偶然に近い状態で、相倉集落へやって来たのだ。しかも、時刻が数分ずれていれば、決して出会うことはなかった。
  こういう出来事は、何と表現したらよいのだろうか。偶然と言えば偶然なのだが、男女の関係なら、「赤い糸で結ばれている」と表現するのだろう。推理小説のネタにもなりそうな話である。「今日、宝くじを買ったら当たるかも知れない」と思う旅人だった。
  この出来事は、近年にない最大のハプニングだった。
[ 2009/11/25 04:46 ] その他富山県内 | TB(0) | CM(0)

富山県南砺市五箇山 相倉集落 

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  名古屋から上さんの友だちがやって来た。「紅葉が美しい季節だから、立山か宇奈月を案内したら満喫していただけるのでは」と、話していたのだが、到着した翌日は、土砂降りの雨になった。
立山も宇奈月もあきらめ、向かったのは、八尾のおわら資料館。入館料五百円は高いと思ったが、おわらの資料がきちんとまとめられていて、おわら風の盆の雰囲気を少しは味わうことができた。
  続いて向かったのは、世界遺産の五箇山相倉集落。八尾から、日頃は走らない山道の国道四一七号線、四一八号線を走る。山道が狭くて、ハラハラする所もあったが、無事相倉に到着した。小雨は降っているが、見学できないほどではない。笠を差して歩き始めた。
  こんな雨の日でも、観光バスが止まり、たくさんの人が歩いている。紅葉時期を迎え、五箇山は賑わっているようだ。
  茅葺屋根と、熟して真っ赤になった柿の実が、雨に濡れいた。絵になる風景だと思った。上さんの友だちも満足してくれたかな?
[ 2009/11/24 19:38 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

富山市伏木 伏木神明社 

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  朝晩の冷え込みがきつくなり、紅葉もそろそろ見納める頃になった。この時期、茶色くくすだ山肌を、色鮮やかに飾るのが、黄色く色付いたイチョウである。
伏木神明社のイチョウの木は立派である。樹齢がどのくらいなのか、はっきりしないが、境内がまっ黄色になるので有名だ。この日、落葉時期を迎えた神明社は、黄色い絨毯を敷きつめ、光り輝いていた。
  この神明社には、河童伝説の話が伝わっている。お婆さんが助けた河童が、山伏姿の行者となり、再来し、打撲や捻挫などにきく妙薬の製法を教えてくれるという話である。その話の中には、お婆さんが、神通川から仏像を拾い上げるという逸話も登場する。その時の仏像が、今も、この神明社に奉られているということだ。
  最近、旅人は、絵本作りに熱中している。作り始めた頃は満足していた簡単な絵本も、満足できなくなり、本格的な表紙のある絵本を作ろうと苦戦奮闘中である。さてさて、どんな絵本ができるのだろうか?
[ 2009/11/24 15:37 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

福井県あわら市 北潟湖 

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  敦賀から越前海岸を走り続けた。十一月になり、てっきりズワイガニ漁が解禁されているとばかり思っていたのだが、まだ少し早かったようだ。越前海岸にあるどこかの民宿でカニの昼食でもと、思っていたのだが、民宿群に賑わいはなく、どこもひっそりとしていた。
  東尋坊を過ぎてから、海岸線と離れて、国道305号線を加賀市に向けて走り出した。紅葉時期を迎え、木々が美しい。しばらく走ると、美しい湖畔の横の道になった。巨大な赤い橋が見えてきた。休憩を兼ねて、駐車することにした。
  「北潟湖」という案内板が立っている。湖の周りには、サイクリングロードがあり、レンタル自転車も貸し出しいるようだ。最近できた感じがする赤い橋は、光り輝いていた。たくさんのお金が使われたのだろう。
  橋の横で、親父さんが釣りをしている。「コイかフナでも釣っているのですか」と声を掛けると、「いや、スズキをねらっているのです。昨日もここで大きなスズキを釣りました」と、思いがけない返事が返ってきた。この湖は、海とつながっているようだ。
[ 2009/11/24 14:36 ] 福井県 | TB(0) | CM(0)

滋賀県近江八幡市 水郷の風景

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  三重からの帰り道、近江八幡へ寄り道して、水郷の風景を見学して行くことにした。時刻は、午後三時を過ぎている。地図で大雑把な検討をつけて、国道8号線を走って行く。どこかに案内板でも出ているのだろうと思っていたのが間違いだった。彦根近くになって、ようやく近江八幡を通り過ぎたことに気が付いた。「水郷」という案内板を見落としたのだろう。せっかく、ここまで来たのだからと、近江八幡へ引き帰した。ガソリンスタンドで、水郷めぐりをする乗り場の場所を教えてもらった。
  やっとのことで、舟が発着する場所に到着したのだが、「今日の乗船は午後三時で終了しました。明日の朝、お出掛けください」と案内所の親父さんは、つれなく言った。水郷めぐりはあきらめ、近江        
  八幡の街中を散策していくことにした。
  近江八幡の街中には、古い建物が結構残っていて、散策コースも幾つか設定されていた。午後五時を過ぎ、辺りは薄暗くなり始めている。ロープウエーがあるという日牟禮八幡宮へ行くと、八幡堀に掛かる橋の上に観光客が集まっていた。「今から、夕陽が沈む所をここから見るのよ」とおばさんが教えてくれた。ここは、絶景ポイント一つのようだ。水郷めぐりはできなかったが、美しい夕陽を眺めることができ、満足した旅人だった。
[ 2009/11/24 13:14 ] 滋賀県 | TB(0) | CM(0)

三重県亀山市 旧東海道「関宿」その三 

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  関地蔵院前にある鄙びた土産物店をスケッチしていると、団体さんがやって来た。スケッチブックを持った人が多い。中には、折りたたみ式の椅子を抱えた人もいる。絵画教室に通う人たちのようだ。先生らしい人が、説明を始めた。これから、この辺りで写生会が始まりそうだ。
  先生の説明が終わり、団体さんが散らばり始めた。旅人の隣にも何人かやって来た。
スケッチブックを開いた団体さんたちは、手に方眼紙をくり抜いた四角い紙の板を持っている。それを、目の前にかざし、スケッチしようとする風景を見つめている。なるほど、方眼紙の板の中の風景をそのままスケッチブックに写し取れば、目的の絵が描けるというのだ。初心者には持って来いの補助器具のようだ。
  「あれ。この人は、道具を使わないでスケッチしているよ。結構うまいじゃん」と、通り過ぎる観光客が笑っていた。いつの間にか、旅人も、絵画教室へ通う団体さんの一員になってしまったようだ。
[ 2009/11/24 08:20 ] 三重県 | TB(0) | CM(0)

三重県亀山市 旧東海道「関宿」その二

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  旧い町並みをスケッチしようと歩き始めた。郵便局も銀行も古風な造りに建替えられ、通りには、以前にはなかった喫茶店や土産店もある。平日というのに、駐車場には観光バスも止まり、散策を楽しむ人の姿があちらこちらに見える。関宿は、確実に町おこしに成功したようだ。
  写真館の前で、カンバスに、六号ほどのスケッチブックを立て、絵を描いている人がいる。折りたたみ椅子に座り、絵の具を広げ、熱心に色を着けている。覗くと、白い画面の半分ほどに色が着いていた。この人は、このスタイルで何時間も描き続けているのだろう。完成まで、まだ何時間も掛かりそうに見える。人前で堂々と絵を描き続ける姿に、感心した。
  店先に、古い甕が飾ってある古道具屋を見つけた。くたびれた机や椅子も並んでいる。もし、この店が、普通の商店街にあったら、雰囲気を壊すから、店仕舞いを進められそうだが、古い町並みにあると違和感がないのが不思議だ。旅人は、この店をスケッチした。古びた雰囲気が表現できるといいのだが・・・。
[ 2009/11/24 05:48 ] 三重県 | TB(0) | CM(0)

三重県亀山市 旧東海道「関宿」

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  名古屋からの帰り、遠回りをして旧東海道「関宿」に寄り道した。
  今から二十年ほど前のことになるが、旧東海道を名古屋から京都まで歩いたことがある。初めは、「京都まで歩けたらいいなあ」という軽い気持ちで、国道一号線を歩いていたのだが、四日市で、旧東海道の町並みと出会った。国道より旧道の方が面白いのではないかと思い、そこからは、旧東海道を歩くことにした。
  そして、この関宿にやって来た。関宿には、江戸時代に迷い込んだのではないかと錯覚するような旧い町並みが残っていた。その体験は、あまりにも強烈で、それが講じて、その後、旧東海道のみならず、中山道、甲州街道も歩くことになった。
  今回、久しぶりに関宿を訪れてみて、驚いた。旧い町並みの保存が進み、旧道にあった電柱が撤去されていた。ここを訪れる観光客相手の店も増え、地域の人々が頑張っているように思えた。きっと、休日には、この通りは、大勢の人で、賑わっているのだろう。
[ 2009/11/10 15:33 ] 三重県 | TB(0) | CM(0)

富山市加賀沢 秋の宮川

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  岐阜県と県境を接する細入地域に、「加賀沢」と呼ばれる所がある。今も、家が一軒あり、夏場の鮎釣り時には、人が住んでいるような気配がある。昭和の三十年代には、ここに集落があり、大勢の人々が生活していたのだが、急速に過疎化が進み、今は廃村となっている。
  この地域に残る民話はないか調べていて、ようやく見つけたのが、「狐に化かされた山伏」というお話である。 
  蟹寺から加賀沢へ向かって歩いていた山伏が、道で昼寝をしていた狐を馬鹿にしたことから、ひどい目にあうという民話で、石灰岩を焼いて肥料になる石灰を作っていた石灰焼き場がここにあったという話も出てくる。当時の様子が、かいま見られる民話である。
  調べてみたら、蟹寺や加賀沢には、良質の石灰岩が取れる所が何箇所もあり、明治時代には、ここから笹津まで馬に石灰を積んで運んでいたということだ。石灰岩は、地域を支える大切な資源として活用されていたようだ。民話は、その当時の人々の暮しや考え方を知る上で、貴重な手がかりを与えてくれるものだということを認識した。
  今、加賀沢を流れる宮川は、秋色に染まっている。昔、ここに住んでいた人がこの絵を見たら、何を思うのだろうか?
[ 2009/11/04 19:22 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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