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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2010年06月

富山市猪谷  常虹の滝

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                     常虹の滝

  雨模様の日が続き、本格的な梅雨の季節を迎えたようだ。猪谷駅へ出掛けた帰り、常虹の滝へ寄り道した。
今日は日曜日だが、常虹の滝名物の「流しそうめん」の店は閉まっていた。たぶん梅雨時は、営業を止めているのだろう。
  階段を下りると、大きな滝が目の前に迫ってきた。この雨で、水量がかなり増しているようで、轟々と流れ落ちる滝の音が、体に伝わって来る。迫力満点である。滝を見るには、梅雨時が一番のようだ。
よく見ると、鉄すりが新しく架け替えられ、遊歩道の下草も刈り込まれている。遊歩道の整備が、最近行われたようだ。下の駐車場からの道も整備されたのかも知れない。
  本格的な夏になったら、名古屋から遊びに来る孫たちと、ここの美味しいそうめんを食べに来ることにしよう。

富山市楡原 ササユリ

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               ササユリ

  忙しさの中で気づかなかったが、ササユリの花が咲く季節になったようだ。知人のホームページに、「ササユリの花に会いたくて、山登りをした」という話が記載されている、街中に住む人は、ササユリの花を見るには、遠い山に出掛けなくてはいけないようだ。
  さっそく車を走らせて、去年もササユリの花を見つけた谷へ出掛けた。まだ季節が早いのか、ササユリの花は見つからない。「ひょっとしたら絶えてしまったのか」と、思いながらも、薮の中を歩き回ると、日当たりのいい所に小さなササユリのつぼみを見つけた。それからが不思議で、次から、次へとササユリを見つけることができた。目が山の緑に慣れたようだ。立派な花を四つも付けたササユリは、家族へのみやげにと持ち帰ることにした。来年も、またササユリに会えることを楽しみにしながら、谷を後にした。
[ 2010/06/23 09:13 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

射水市新湊  内川の風景

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                射水市新湊 内川の風景

「富山湾で小アジが釣れ出したようよ」と上さんが言うので、一緒に、釣りに出掛けた。昨年12月以来、久しぶりの海釣りだ。
 定番の新湊漁港の埠頭には、先客が一人いた。「今釣り始めたところだから、まだアタリはないが、先週ここで型のいいアジが結構釣れていましたよ」と先客は親切に教えてくれた。さっそく釣り始めると、上さんの竿にアタリがあり、型のいい小アジが上がってきた。先客の情報は正しいようだ。
 続いて、旅人の竿に大きなアタリがあった。掛かったのは、敬遠したいウグイのようだ。悪戦苦闘の末、旅人の大事な針は引きちぎられてしまった。予備の針がない旅人は、上さんに釣りを任せ、新湊の町を散策しに出掛けることにした。
 家が建ち並ぶ路地を歩いていくと、内川沿いの道に出た。内川には小さな船がたくさん係留されている。この風景は、新湊を代表する風景の一つである。今日は、どこをスケッチしようかと迷っていたら、小さな橋の向こうから、観光船が姿を現した。去年の夏、孫たちとこの船で内川を巡ったことを思い出した。今年の夏も、孫たちは富山へ遊びに来るのかな?
 埠頭に戻ると、上さんがニコニコ顔である。小アジだけでなく、大きなカレイまで釣り上げていた。上さんも腕前をかなり上げたようだ。
[ 2010/06/14 11:48 ] その他富山県内 | TB(0) | CM(0)

富山市寺津 寺津の淵の話

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                      寺津の淵

  ここは、河童伝説が伝わる寺津の淵である。その昔、ここに発電所を建設する際に、淵の深さを測定したら、二十五メートル近くあったという話だ。その時に、奥深い横穴も見つかり、穴には、古い木材がたくさん詰まっていたという。それは、上流の飛騨から流された飛州木材と呼ばれるものだったそうだ。
  寺津は、江戸時代には、飛騨から流された材木を藤で作った太い綱で止め、数を数えて、帳付けする所で、詰まっていた木材はそれを物語っている。木流しの仕事は、飛騨の熟練した人々の仕事で、対岸の片掛や庵谷には、宿屋が何軒もあり、木流しする人たちがたくさん泊まって繁盛したそうだ。
  発電所ができる前、この橋の上から、淵に飛び込んで遊んでいたというおじいさんは、大きな鯉が飛び上がるのを何度も見たそうだ。
[ 2010/06/06 14:45 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)

飛騨市宮川町 早春の池ケ原湿原

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                   早春の池ケ原湿原 
  
  五月、飛騨市宮川町にある池ケ原湿原へミズバショウを見に出掛けた。国道三六〇号線から脇道に入り、山道をぐんぐん上っていく。次第に高度が増し、道路脇には残雪が見えるようになった。山菜取りの車が何台も止まっている。一斉に芽吹き始めたコゴミゼンマイを目当てにやって来たのだろう。
  池ケ原湿原に到着した。駐車場には五台ほど車が止まっている。入口には監視員らしい人も立っていた。
  広い湿原がミズバショウの花で、真っ白である。ミズバショウは満開を迎えているようだ。小さな黄色い花も咲いている。これはリュゥキンカの花で、この湿原は、リュウキンカが群生していることでも有名である。こちらの方はこれからのようだ。
  小さな川には、イワナが悠々と泳いでいた。ここは、自然保護区に指定されている。
[ 2010/06/02 17:19 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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