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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
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飛騨市神岡への小旅行 (10月27日)

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午前10時過ぎ飛騨市神岡へ上さんの車を借りて出発した。天気はいいが強風が吹いていた。神岡も強風が吹いていると少し辛いが、山間の町だから風は大丈夫だろう。
国道は空いている。車の流れに乗って神岡まで突っ走った。途中の紅葉を眺める余裕は全くなく、25分ほどで神岡の道の駅に到着した。

まずお目当の朝市の野菜売り場に行った。美味しそうなカブが並んでいる。カゴいっぱいにカブを買っている人が何人もいた。大きな赤カブが1束100円である。手が出るのも仕方ない。私も美味しそうな赤カブを1束買った。お目当のキノコも見つけた。シイタケとムクダイというキノコが並んでいた。ムクダイは以前食べたことがあったので両方とも購入した。合わせて350円だった。今晩はキノコ鍋になりそうだ。

道の駅にはノーベル賞受賞が決まった梶田隆章さんの受賞祝いのステッカー、新聞、受賞の寄せ書きなどが展示されていた。カミオカンデがまたまた世界から注目されている。神岡はこれで元気にならなければいけないのだが、道の駅の雰囲気は以前に比べると活気がないように感じた。これも日本経済が落ち込んでいるからだろうか。

車を神岡城の駐車場に止め、神岡の町を散策した。急坂を下り、最初に行ったのが藤波橋である。藤波橋横の葉桜が紅葉真っ盛りだった。藤波橋から上流の風景は、何年か前に描いた風景そっくりだった。
藤波八丁の散策路を上流に向かって歩いた。落ち葉が絨毯のように積もっていた。
神岡大橋まで歩き、帰りは朝浦八幡宮の横の道を通って城まで戻ることにした。以前水彩画を描いた急坂のところを通った。真冬の道でスケッチしていたあの時のことを思い出した。この坂道には電熱線が埋めてあり、不凍結になっていると土地の人が自慢していた。今もこの道には電熱線埋まっているのだろう。
藤波橋からお城へは急坂が続いたが、日頃のトレーニングのおかげで何とか上り切ることができた。体力はかなり戻っていると確信できた。もう大丈夫のようだ。

車に乗車。神岡のバローの横にある食品店を覗いた。この店にも地元産の野菜が並んでいる。やはりあった。高山産のナメコと地元産の天然ナメコを発見、これで今夜の夕食はキノコ鍋に決定した。

時刻は12時、昼食は以前お世話になった喫茶店で食べることにした。久しぶりに覗く喫茶店だ。ドアを開け店の中に入った。雰囲気が少し変わったように思ったが、カウンターの席に座った。残念ながらお上さんの姿は見えなかったが、奥で調理をしているのだろうと思った。

日替わりランチはカツ丼なので敬遠し、メニューから無難なビーフカレーを選んだ。野菜サラダもつけてもらった。しばらくして美味しそうなカレーが届いた。食べ始めたが、お上さんはなかなか奥の部屋から現れないので、カウンターの若い女性に「お上さんはいるの」と聞いた。何と、目の前の女性が「はい、私がお上です」と答えたのである。

いろいろ話してみて分かったのだが、お上さんは何年か前にこの店を廃業したとのことだった。息子さんを亡くされたことが一番辛かったそうだ。その後この店は二転三転したが、最近ここで喫茶店を始めたのが目の前の女性だったということだ。お上さんは、今は元気に別の所で働いているとのことだった。想像もしていない結果を知らされた昼食になった。

旧奥飛騨温泉口駅にある「あすなろ」に寄ってコーヒーを飲んだ。この店も水彩画展の時にはいろいろとお世話になった。店の雰囲気はそのままだったが、宮原さんの水彩画は一枚もかかっていなかった。残念だった。たぶんこの店のお上さんだと思う人が調理場で忙しそうに働いていた。声を掛けようかとも思ったが、私がお上さんの顔を忘れているようでは仕方がない。私はもう知らない人になってしまったような気持ちになり、声を掛けるのは止めた。時が経つということはそういうことなのだろう。土産にモカコーヒーを買った。
店の外の旧飛騨温泉口駅ではレールマウンテンバイクに乗るお客さんで賑わっていた。近々このマウンテンバイクを主人公にしたテレビドラマも始まる。この駅には活気が溢れていた。

帰りに神岡のバローに寄って、土産になりそうな漬け物を買い、爆速するトラックの後ろに付いて走り、我が家に午後2時に到着した。素晴らしい紅葉を楽しんだ神岡町小旅行だった。

夕食は、今日買ってきたキノコがふんだんに入った鍋だった。ムクダイというキノコは香りはないが食感がぬるっとしていて美味しかった。シイタケと天然ナメコはほんのり香りがありこれも美味しかった。今日の夕食はご飯をお代わりもした。キノコ鍋はこれからも食べてみたい料理のひとつになった。
[ 2015/10/29 13:26 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

細入村の気ままな旅人の展覧会開催

「大沢野町福祉を考える会」の絵画展が富山市婦中町福祉センターで開催されています。今年は私の水彩画が展示されました。絵は全部で11点あります。神通峡かいわいの風景です。開催は10月25日までです。ぜひお出かけください。

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[ 2015/10/21 16:32 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

笠寺観音かいわいを紹介するグッズ


第4弾 「ポストカードブック」を作りました!
私の水彩画の画集ですが、ハガキを一枚一枚外して使うこともできます。
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第1集 ポストカードで見る笠寺観音かいわい
笠寺観音かいわいの史跡の絵はがきを本にしました。

第2集 ポストカードで見る笠寺観音商店街かいわい
笠寺観音商店街かいわいのお店の絵はがきを本にしました。


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[ 2015/10/20 19:02 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

富山市楡原 JR楡原駅

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高山本線楡原駅、富山に引越した頃はこの駅は複線になっていてホームが二つあったが、やがて下りのホームが閉鎖され、今は一つのホームしかない。富山市と合併した頃、高山本線の増発実験と称して猪谷、富山間の普通列車が増発されたが、乗り降りするのは高校生や中学生ばかりで、実験も一年ほどで中止になった。
今も乗降客の姿は朝夕の通勤・通学時間帯にしか見られない淋しい駅である。
秋が次第に深まり線路脇の木々や雑草が色づいて来た。列車の窓から見た神通峡の紅葉はきっと最高だろうな。
[ 2015/10/20 09:58 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(3)

富山市今生津  秋の神通峡



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楡原集落から神通峡に架かる観光橋を渡り対岸の道を下流に向かって歩いて行く。ほとんど人や車が通らない細い道が続く。この道は旧飛騨街道である。今でも道端の所々に野仏が残っている。時々この風景を求めてやって来る人の姿を見るが、この地域はクマやサル、カモシカなどが出没する。最近も観光橋をクマが歩いていたという地域無線の放送が流れていたから、歩くには鈴や携帯ラジオは欠かせない。
秋が深まり、紅葉した山々が、静かな川面に移る風景は見事である。
[ 2015/10/19 17:06 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

富山市岩稲  秋の神通峡

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今朝の富山市の最低気温は9度、細入は7度くらいではないでしょうか。部屋の中はストーブを焚いていますから暖かいですが・・・。
天気は快晴で、風もありません。ウオーキングには最高の日和です。山々の紅葉もさらに進み、黄色い色が見えるようになりました。今日は楡原から対岸の大沢野下夕地域の旧飛騨街道を下り、神通川第二ダムを渡り、岩稲を通って帰ってこようかなと思っています。ここに描いた風景が見られるのではないでしょう。帰りに楽今日館の温泉に浸かるのもいいかも・・・。
[ 2015/10/16 12:05 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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