北日本新聞の記事に載りました。2017/1/3 号神通峡の民話をネット発信 細入・大沢野の住民グループ
富山市細入、大沢野両地域の住民グループ「神通峡ふるさと創生物語」は、地域に数多く残る民話をホームページ(HP)で発信している。歴史と伝統、文化が豊かな神通峡の魅力を多くの人に伝えたい考え。今後はガイドブックも発行する。
グループは昨年1月、地域の魅力を再認識し活性化に生かそうと50〜60代の有志で結成した。人口減少や耕作放棄地の増加といった問題を抱える地域の再興を目指している。
ブログ形式で8月から民話を紹介。民話に挿絵を添えた本や冊子を自主製作している佐田保さん(69)=富山市楡原(細入)=の協力を受け、メンバーの水畑幹夫さん(63)=同市猪谷(同)=が佐田さんの挿絵を付けて週2話程度のペースで更新している。
落差300メートルもあったという伝説の滝を描く「幻の滝」(片掛・細入)、親子が手品で役人をだます「手品師の関所破り」(猪谷・同)など40話以上を既に掲載しており、2017年末までに111話をそろえる予定。神通峡の各集落の名所やスポットをまとめたガイドブックの発行も計画している。水畑さんは「長年地元に住んでいても知らない民話ばかり。ぜひ読んでもらいたい」と話した。
HPのアドレスはhttp://ameblo.jp/hurusato2016/
http://ameblo.jp/hurusato2016/entry-12194582782.html