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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  2023年10月

和紙人形のジオラマ 手品師の関所破り

富山市猪谷に伝わる昔ばなしです。
「手品師の関所破り」という、時空空間を飛び超える昔ばなしです。それをジオラマに仕上げましたのでご覧ください。

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手品師の関所破り

第11話 手品師の関所破り  富山市猪谷

 昔、飛騨と越中の国境に猪谷の関所があった。すぐそばを流れる神通川には橋がなかったので、川の向こうへ行く時は、籠の渡しに乗って行った。
 ある時、飛騨から大勢の人が籠の渡しに乗り、神通川を渡ってこの関所へ集まって来た。その中に親子三人の手品師がいた。
 関所の役人は、三人の様子をじろじろと見て、「そこへ来た親子三人、お前らは手品師でないか、こっちへ来い」と呼んだ。
 役人は、「人の目をくらまして、金をむさぼり取るような手品師なら、この関所は通すわけにはいかん」
 手品師は、「何というお役人さま、私らは他の手品師のような、お客さまの目をごまかすような、そんなことはいたしません。ただありのままの芸をいたします」
 役人は「そりゃ、どんなことをするのじゃ、一つ見せてもらうか」
 手品師は、「それでは・・・一升入りほどの鈴を一本かしてください。私ども親子三人が、その中に入ってごらんにいれます・・・」
 役人は、家来に木魚より大きい鈴を用意させて、手品をする台まで並べた。
 いよいよ手品師は、「これからお見せする手品は、大変難しいもので、皆さん十歩ほど下がってくだされ・・・」
そう言うと、黒い風呂敷を上からかぶせて種もしかけもないという話をして、風呂敷を鈴の上へかぶせた。
 そして、まずは子供からと言って、子供をその鈴の中へおしこみ、次に母親を入れた。そして、最後に自分が鈴の中へ入って姿をしてしまった。
 役人は、互いに顔を見合わせて、これは不思議な手品だと言っているが、どれだけたっても、手品師はその中から出て来ない。
 役人は、鈴の中をのぞくだけでなく、しまいには、鈴の中へ火ばしを入れたり、鈴をこわしたりするが、影も形もない。
 不思議なこともあるものと、話し合いをしておるところへ、あきんど( 商人) が入って来た。
 役人は、「これこれ、もしかすると、お前は、かくかくの男と母親と子供の三人の姿を見なかったかい」
 あきんどは、「そうそう、確か三人づれの親子なら、楡原の村の近くで会うたことい」
 役人は、「あー手品師にいっぱい食わされた」
 役人は皆あきれた顔をしておったという。
 これが、手品師の関所破りとして伝えられているということだと。
                                          民話出典「細入村史」


手品師の関所破り



[ 2023/10/30 08:54 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

来年の干支「辰」の和紙人形

来年の干支「辰」を和紙人形で作りました。

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[ 2023/10/24 13:55 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

富山市蟹寺に伝わる伝説

富山市蟹寺に伝わる昔ばなしです。村のお寺滋眼院に大きな化蟹が住み着き、よなよな村人を食い殺し、ついには和尚さんまで食い殺されてしまった。
富山市の海岸寺のお坊さんがやって来て、化蟹と対峙し、ついに化蟹を退治する話です。その場面を和紙人形でジオラマにしました。

お坊さん
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化蟹
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完成した対決している場面のジオラマ
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[ 2023/10/24 13:51 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

和紙人形のジオラマ 雪わたり

宮沢賢治の童話「雪わたり」を和紙人形でジオラマにしました。

四郎とかん子
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紺三郎
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きつねたち
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仕上がった「雪わたり」の幻燈会のジオラマ
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[ 2023/10/24 13:37 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)

和紙人形のジオラマ どんぐりと山猫

宮沢賢治の童話 「どんぐりと山猫」を和紙人形でジオラマに作りました。

一郎
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山猫
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馬車別当
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どんぐりたち
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仕上がったどんぐりと山猫のジオラマ
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[ 2023/10/24 13:29 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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