水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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四国お遍路の旅 第二十六番札所  金剛頂寺(こんごうちょうじ)

  魚を食べさせてくれる食堂を見つけることができず、お昼はコンビニのサンドイッチになった。美味しい魚は夜までお預けにした。
  国道から離れ、細い山道を上って行く。お遍路する人だけが使う道路だから、私道ということになる。たぶん有料だろうと思っていたら、やはりその通りだった。料金は200円、納経所での自主申告である。自主申告しなくても、その人の姿を見れば、この人は団体客か、個人か、車遍路か歩き遍路かすぐ分かるのだから、嘘は付けない。お遍路しているのに、嘘をける人はまずいないだろう。
  本堂へお参りに行くと、参道の所に、片足は靴だが、もう片足にサンダルを履いた青年が座っていた。顔は真っ黒に焼け、元気そうだが、足は痛々しい。「歩いてみえるのですね。大変ですね」と声を掛けた。「見た目ほど酷くないですよ。もうだいぶよくなりました。今日は、室戸から歩いて来ましたが、このお寺で今日はおしまいです」と青年は笑っていた。こうした試練を経て、青年はどんどん逞しくなっていくのだろう。土佐は修行の場である。
  本堂をスケッチしていたら、見覚えのある人を見つけた。その人に会ったのは、那珂川河口の道の駅だった。岩手からお遍路に来たおじいさんで、軽自動車の中は、ぎっしり家財道具が詰まっていた。驚いたのは、仏壇まで積んでいたことだ。おばあさんが亡くなり、おばあさんの遺骨と共に旅に出たのだという。旅人は、スケッチしながらのお遍路なのでペースが遅いのだが、岩手のおじいさんもペースが遅いようだ。久しぶりの再開に、おじいさんの顔がほころんでいた。
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[ 2008/07/19 10:03 ] 四国お遍路 高知県 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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