水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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四国お遍路の旅 第二十八番札所 大日寺(だいにちじ)

  徳島は、お遍路では「発心の道場」と言われている。「発心とは、あることをしてみようと思い立つ」ことだ。旅人の場合も、動機がいかにせよ、「発心」そのものだった。そして、徳島のお寺を巡ることで、般若心経を詠むようになり、「お遍路とはどんなものか」「同行二人とはどんなことか」その意味も、少し理解し始めた。そして高知は「修行の道場」である。高知県では、どんな試練が待ち受けているのだろうか。
  神峯寺から大日寺へは40km。車窓の左側には、真っ青な太平洋が広がっている。美しい海を見ながら、走って行った。途中、数人の歩き遍路を追い抜いた。歩き遍路の数もだいぶ少なくなったようだ。厳しい修行に、脱落する人も多いのだろう。
  そろそろ「大日寺」に到着するはずなのに、お寺の案内標識が見当たらない。標識を見落としたようだ。タクシーが停車していたので、運転手に道を尋ねると、「大日寺は、この道を引き返さなくてはいけないね。高知はお遍路さんが少ないから、案内板も他所に比べれば少ないね」と運転手は笑っていた。
  大日寺は新しいお寺だった。最近、本堂と大師堂を建替えたということだ。新しくなった本堂をスケッチしていると、そこへ岩手のおじいさんが歩いて来た。元気そうだった。旅人と同じペースでお遍路しているようだ。「道に迷いましてね」と旅人が言うと「私も道に迷ってしまいました。案内標識が高知県はよくないですね」とおじいさんも嘆いていた。「修行の道場です。お寺を見つけるのも修行の一つです」と言われれば、あきらめるしかないが、こういう苦情は役場へ届いていないのだろうか。
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[ 2008/07/20 08:48 ] 四国お遍路 高知県 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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