水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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四国お遍路の旅 第五十二番札所 太山寺(たいさんじ)

  石手寺のお参りを終えてから、道後温泉に入浴した。岩手のおじいさんも一緒だった。道後温泉は、お寺のような屋根が幾重にも重なり歴史を感じさせる建物だ。番台で入浴料300円を払って中へ入る。東風呂と西風呂の2ヶ所がある。どちらも同じ作りで、大きな湯船が真中に一つあり、簡素な造りだ。昔の銭湯というイメージだ。透明なお湯で、入ると肌がつるつるになった。旅人の住む細入村にある温泉のお湯に似ていると思った。
  岩手のおじいさんは、今日は松山市内を見学するという。旅人は、さらに先へ進む予定だ。もう、おじいさんに会うことはないようだ。旅人は、おじいさんが、お遍路が無事終了し、元気に岩手へ戻ることを祈りながら、おじいさんと別れた。
  松山市内の渋滞する道を走り、太山寺に到着した。歴史を感じさせる立派な本堂が建っている。お参りを済ませ、本堂をスケッチした。「お前さん、どこへ腰掛けて絵を描いているのかい。井戸の所に腰を掛けていてはバチが当るぞ」と掃除に来たおじいさんから怒鳴られた。何の疑問もなく、これは具合がいいと、井戸の淵に腰を掛けていた旅人だった。怒鳴られて初めて、それがいけないことだったと気付いた。穴があったら入りたい気持ちだった。
  子どもの頃、大人たちからいろいろ言われたことを思い出した。「敷居は跨いで通りなさい」「靴は、きちんと揃えて脱ぎなさい・・・」その中に「井戸には神様が住んでいるのですよ」と井戸をお参りしたこともあった。常識的なことを、かなり欠落させたまま、この年まで生きてしまったようだ。自分の子どもに常識が欠けているのは、仕方のない話なのかも知れない。非常識を深く反省した旅人だった。
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[ 2008/07/31 08:31 ] 四国お遍路 愛媛県 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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