水彩画で綴る細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父が、全国あちこち気ままに旅をしています。その時の様子を、習い覚えた水彩画と旅日記で綴ります。

四国お遍路の旅 第五十八番札所 仙遊寺(せんゆうじ)

  のどかな田園から急な山道になった。仙遊寺は山の中にあるお寺のようだ。ぐんぐん山道を上って行く。眼下に今まで走っていた田園の風景が広がり、遠くの町並みも見え出した。山道を上り詰めた山の上に仙遊寺はあった。天気がよければ瀬戸内海も見えるのだろう。
  参道を歩いて行くと、菅笠姿のお遍路さんが歩いて来る。豊橋の青年だった。「今日は歩き遍路に挑戦しています」と青年は元気そうだ。「前のお寺でお弁当を貰ったのです。お弁当は歩き遍路さんへのお接待だというのです。びっくりしました」青年は栄福寺の話をした。あのお寺は、歩き遍路さんにはずっとお握りを配り続けていたのだ。本当にすごいお寺がある。青年は元気に山道を下って行った。次のお寺までは、8kmあるという。青年の行動力には感心する。若いから発想も、エネルギーも豊かなのだと旅人は思った。
  境内で絵を描いている人がいた。はがき大の紙に力強いタッチで描いている。細かい所まで観察した絵であった。その人の前には絵の具も並んでいる。色も付けて仕上げるようだ。この人はプロなのだろう。
  お参りと納経を済ませ、旅人も、スケッチすることにした。このお寺で描きたい建物は、やはり本堂だ。どっしりした大きな屋根が特徴の建物だ。勇気がいるが、その人の後ろで、スケッチを始めた。前のお寺では、散々な絵になった。画面の大きさを考えながら、緊張しながら鉛筆を走らせて行った。結局、紙の大きさが十分に掴めていない絵になった。苦行はまだまだ続きそうだ。 
no58senyuji1.jpg
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テーマ:旅先での風景 - ジャンル:旅行

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