水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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四国お遍路の旅 第六十四番札所 前神寺(まえがみじ)

  石鎚山山麓にあるお寺である。駐車場から境内へ入ると、納経所と大師堂があるが、本堂は参道のずっと先だという。木立に囲まれた参道を歩いて行くと、視界が開け、その先に巨大な本堂が見えた。銅板で葺かれた青い屋根が、なだらかな曲線を描いて広がっている。お遍路寺を巡ってきたが、これほど立派な本堂を見たのはここが初めてだった。
  前神寺の歴史は、天武天皇の時代に始まるという。前神寺は、石鎚山頂天狗岳にある石鎚権現の別当寺で、毎年、7月1日から10日間、このお寺から石鎚山頂を目指して、白衣に身を固めた数万人の修験者が登るという。
  本堂は見事な左右対称の建物である。幾何学の勉強を思い出した。スケッチを始めてしばらくして、誰かが覗いてる雰囲気を感じた。見上げると、白い帽子を被った親父さんだった。「向こうでも、絵を描いている人がいたよ。絵が書けるとは羨ましい。あんたも上手だよ」と親父さんは言ってくれたが、細かい部分に捕らわれ、鉛筆の走りが悪いスケッチだったので、穴があったら入りたい気分だった。
  この日は、「道の駅マイントピア別子」で野宿した。そこで幻想的な光景に出会った。夕暮れ近く、辺りは薄暗くなりかけていた。散歩を兼ねて遊歩道を歩いていると、道に、2匹のシマヘビを見つけた。2匹のシマヘビは喧嘩しているのかと思ったが、よく見ると情交を交わしていたのだ。激しくもつれ合うその様子は、実に妖艶で、官能の世界に引き込まれそうだった。一人旅の旅人には、あまりにも刺激的な大師様からの贈り物だった。
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[ 2008/08/06 09:11 ] 四国お遍路 愛媛県 | TB(0) | CM(1)
屋根
大きな屋根がいいですね。建物に対する尊敬の念が伝わってきました。
[ 2008/08/06 15:08 ] [ 編集 ]
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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