
F4サイズ
尾張四観音の一つ笠寺観音の仁王門前に立った。仁王門の屋根が高々と聳えている。笠寺観音は俗称で、門前にある石柱には、「天林山 笠覆寺」と銘がある。その昔、天平の頃、呼続の浦に一本の流木が流れ着き、夜な夜な光を放っていたという。それを善光上人が十一面観音に刻み、お寺を建立して奉ったというのがこのお寺の始まりだという。
季節は本格的な秋を迎え、桜もみじが美しい。小さな池に架かる石橋を渡る。池の中ほどにある小さな島には、日向ぼっこをしている亀の姿が見られた。昔、この池で遊んでいて大人にこっぴどく叱れた記憶がよみがえる。
門の脇には、二体の勇壮な仁王像が立ちはだかり、参拝者を見守っている。この仁王様を写生会で描いた記憶もよみがえってきた。
観音様を奉る本堂が門の奥に赤い垂れ幕と共に見えていた。スケッチを終えたら、お参りして行こう。

