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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
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名古屋市南区 笠寺観音 本堂

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  「南無十一面観世音菩薩」を記した幟が林立する笠寺観音は尾張4観音の一つとして人々に親しまれている。。節分には、この境内かいわいには屋台が並び、近在から人々が押し寄せる。
  本堂では、厄年を迎えた人たちが豆を撒く。その豆にはご利益があるということで、子どもの頃は、毎年のように拾いに出掛けたものだ。笑い話みたいな話だが、「傘を広げるとたくさん拾えるよ」と教えられ、本当に傘を持って出掛けたことがあった。ごったがえす本堂で傘を広げることはできず、失敗に終わったことはいうまでもない。
  境内には、見世物小屋もできていた。ろくろっ首の女や、怪力の巨人、子どもより小さい小人など妖怪が登場するという。子どもには刺激的な看板が並んでいたことを覚えている。
  来年の節分も境内かいわいには屋台が並び、ごったがえすのだろう。しかし、豆まきの風景は様変わりし、本堂に向って豆を撒くようになり、ご利益の豆は拾えなくなった。もちろん子どもの頃見た見世物小屋も、今はもう見られない。
[ 2008/12/22 11:44 ] 高山市 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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