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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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飛騨市河合町有家 山中和紙の里

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 「コウゾの寒干が始まったからお出でください」と河合町で和紙作りをしている清水さんから電話が入った。天気がよい土曜日に出掛けた。今年は雪が少なく、国道360号線もすいすいと走って行ける。何と40分ほどで清水さんの家に到着した。
  作業場を覗くと、清水さんは和紙を漉いている最中だった。「遠い所をご苦労様」と清水さんは手を休めて出迎えてくれ、コウゾが干してある田んぼへ案内された。広い田んぼには何列もコウゾが干してある。「雪が深いと、コウゾの黒皮がうまく剥がれるのですが、今年はこの通り、上手く剥がれないのですよ」と清水さんは少々困り顔だった。
  その後、紙漉きの仕方について作業場で詳しく説明してもらった。紙漉きは単調な仕事のように見えるが、実は自然相手の作業なので、自然条件によって和紙のでき方が違うそうだ。今年のような暖冬では、いい和紙が漉けないとのことだった。「気温が低いと紙漉きの水の音が違うのですよ」と言った清水さんの言葉が印象的だった。
[ 2009/02/12 17:16 ] 飛騨市 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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