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笠寺西門交差点から西に伸びる笠寺商店街の風景である。洋品店、時計店、飲食店、靴店などの商店が並び、下町の風景を作っている。昭和30年代の風景がそのまま残っていて、タイムスリップした気分にさせてくれる。
旅人が子どもの頃はもっとたくさんの商店が並んでいたのだが、郊外に大きなスーパーができ、商店経営者の高齢化もあり、次第に商店の暖簾が減り始めた。建物がなくなり、駐車場になってしまった所もある。
そんな中、笠寺商店街に活気を取り戻そうと、商店街の人や在住の人たちが、平成19年5月、笠寺まちづくりの会
「かんでらmonzen亭」を立ち上げた。現在、メンバーがやってみたいと提案した企画を一つずつイベントとして実現している。そして、もっと楽しい街、環境にやさしい街、新しい文化や産業を生み出す街を目指しているという。
たまたま、笠寺を訪れて、この会に出会った旅人は、水彩画を提供し、この夏には、笠寺かいわいを描いた水彩画展を開催する予定でいる。もちろん、この絵もその時には展示されることになる。
名古屋では、桜が咲き始めたという連絡をもらった。笠寺観音の桜を描きに行く準備を急がなくては・・・。