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今日は6月2日。夏服に衣替えした中学生たちは、家の前を歩いて行った。我が家でも、朝から、上さんが石油ストーブを片付け、扇風機を準備していた。そしたら昼頃から急に暑くなり、「今日の富山は、最高気温が31.9度。真夏日です」とラジオからアナウンサーの叫ぶ声が聞こえて来た。上さんの予想は的中。いよいよ本格的な夏を迎えたようである。
そんな中、朝から、旅人は先日スケッチした絵に色を付けている。旅人が日頃使う絵の具は、透明水彩である。10年ほど前、「絵を描くならこれを使いなさい」と、妹が贈ってくれたものだ。ところが、今日は、不透明水彩絵の具を使っている。今まで本格的に使ったことのない絵の具を使っての苦戦が続いていた。
実は、先日、細入の教育委員会から、「子どもたちに水彩画を教えてほしい」と依頼を受けたのだ。子どもたちが使っているのは、不透明水彩絵の具である。旅人は、その絵の具を使って本格的に絵を描いた経験がない。それで、慣れない絵の具を使っての試みが始まった。最近になって、「不透明水彩絵の具とはこういう特徴があるのだ」ということが少し分かり、子どもたちにも教えられそうな気がしてきた。
今日は、その成果をみようと、神岡のスケッチに色を付けていたのだ。絵は完成した。これなら、不透明水彩も描けそうだ。
私は、透明水彩画を描いたことが無いので、憧れています。
いつも、素敵な絵を楽しみにしています。