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笠寺商店街に老舗の和菓子屋「松風堂」がある。子どもの頃には全く縁がなかった店だが、働き出した頃から利用するようになった。この店で有名なのが、観音最中や栗蒸し羊羹だ。最近は、「笠寺観音門前にある和菓子屋さん」というキャッチフレーズでテレビにも登場し、その時は行列ができるそうだ。
笠寺商店街の町おこしを頑張っている「かんでらmonzen亭」が、お寺の本堂で開催している「てら寄席」には、この店の和菓子がお茶請として出されている。和菓子を召し上がったお客さんが、「これはおいしいお菓子ですね」と、仕入先を聞かれ、帰りに買って行かれ、品切れになったという話もあるそうだ。水ようかんやくずまんじゅうが食べたい季節になった。ひょっとしたら、予約がいるかな…。
その隣にあるのが「ゆたかや東店」である。旅人が住んでいた頃にはなかった。だから入ったことがない。「ゆたかや本店」と同じようにうどんやそばが美味しいのだろう。話によると、定食が絶品だというから、出掛けた折に立寄ったら定休日だった。なぜか旅人は、水曜日に名古屋に行くことが多く、笠寺商店街の店の多くがシャツターを閉めていた。行きたい店がたくさんあるのだが、これからは水曜日は外さなくてはいけない。