
F4サイズ
先日、猪谷関所館で「飛越ふれあい祭」が開かれた。毎年冬場に「ブリ・ノーベル街道祭り」として開催していたのだが、今年から春に、形を変えて開催することになったのだという。その折に、旅人の水彩画展も開催してはどうかと依頼を受け、地域の絵を中心に、17点を展示した。会場は、終日たくさんの人で賑わい、旅人の絵も好評だった。
絵を見ていた人の中に、「種蔵の土蔵の絵はいい感じ描けていますね」と話し掛けてきた女性がいた。その人は種蔵出身で、肉親は今も種蔵に住んでいるということだった。旅人が、「昨年から、種蔵を何度も訪れ、描いた水彩画は10枚を超えています」と話をすると、「種蔵に宿泊施設が出来たのよ。まだまだ宣伝不足だけど、種蔵の雰囲気にぴったりの施設だから、貴方もぜひ宿泊してみたら」と勧められた。そういえば、つい最近、その宿のご主人からメールを貰ったことを思い出した。
旅人は、「種蔵は素晴らしい所です」という宣伝も含めて、種蔵の絵を猪谷駅前の森下友蜂堂に、8枚ほど展示しているが、「笠寺での取り組みのように、種蔵でも旅人の絵が活用できるのではないか」と考え始めた。