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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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名古屋市南区 笠寺観音 春の仁王門

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  桜が満開の石橋を渡ると、厳つい顔の二体の仁王様が出迎えてくれた。仁王様は、今は、鳩などが入らないように金網で守られているが、旅人が子どもの頃は、金網はなかったように記憶している。
この仁王様には、忘れられない思い出がある。それは旅人が小学校二年生のことである。笠寺観音で写生会が開かれた。母親に連れられて参加した。白い画用紙とクレパスではなく、なぜか絵の具が手渡された。絵の具はその時初めて触った。
  そして描き始めたのが、仁王門の右に立つに王様だった。絵の具を扱う技術を何一つ知らない旅人は、チューブから絵の具を出すと、いきなり紙に塗りたくったようだ。白い紙の中に、真っ赤に塗られたに王様が、描かれていたことを、今も鮮明に覚えている。
  「あの時描いた仁王様は、子どもの絵だったけど、迫力があったよ」とお袋がいつも自慢していた。きっと金網がなくて、直接、仁王様と対峙したから、描けたのではないだろうか。
  遅まきながら、ようやく桜が満開の仁王門を仕上げることができた。今度は仁王様を描こうかな?
[ 2009/07/10 13:55 ] 笠寺観音かいわい | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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