
道の駅「シーサイド 高浜」
朝五時半起床。辺りはまだ真っ暗であるが、駐車場の薄明かりの中に、たくさんのトラックが停まっているのが見える。外へ出て見て、驚いた。広い駐車場がトラックやトレーラーで埋め尽くされていた。その数は二十台近い。物流の時代になり、その動脈を支えているのが、トラックやトレーラーであることが理解できる。
旅人も、近頃、宅配便を利用する機会が増えた。近くに宅配便の事務所があり、夜八時までに荷物を届ければ、翌朝には、名古屋や東京に着いてしまう。「本当に便利な世の中になったなあ」と思う反面、猛スピードで走るトラックやトレーラーには恐怖を感じている。トラックやトレーラーが、もっとのんびり走ってくれたらと思う。道の駅で宿泊していても、以前には、こんなに沢山のトラックやトレーラーを見なかった。やはり、今の社会は、異常な状況の中で支えられているようだ。出した荷物が、明日の朝に着かなくてもいい。もう少しスピードダウンして走れる世の中でいいのではないだろうか。「仮眠している運転手さんたち、ご苦労さん。くれぐれも安全運転で、のんびり走ってね」と願う旅人だった。