水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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北陸電力庵谷発電所

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                   北陸電力庵谷発電所
 
  猪谷駅へ出掛けた帰り、片路峡へ寄り道した。片路峡は神通峡の景勝地である。雪が解け始めた道路脇にはフキノトウが顔を出していた。春が駆け足でやって来ているようだ。
  突然サイレンが鳴り出した。何だろうと思ってあたりを見渡すと、掲示板に、「この辺りでは、ダムの放水を知らせるサイレンが鳴ります。増水に気をつけてください」と表示がある。しばらくして、庵谷発電所の排水口から、水が溢れ始めた。やはり、ダムの放水を知らせるサイレンだったようだ。この庵谷発電所は、昭和五十一年に建設されたもので、すぐ隣には昭和二十九年に建設された神通川第一発電所がある。
  細入村史を読んでいたら、すごいことが書いてあった。「この場所にはそれ以前に、庵谷第一発電所と第二発電所があった。庵谷第一発電所は、神通川に初めて作られた発電所で、明治四十四年のことだった。導水口は、猪谷の上流のワラシグラと蟹寺の国境橋のたもとに設け、そこから、トンネルと地表の水路でつなぎ、ここまで引いてきた。庵谷峠を貫くトンネルは難工事の連続だったが内部をコンクリートで固めた。大正四年には、すぐ隣に庵谷第二発電所が作られた。こちらは片掛に導水口を設けたが、導水トンネルはやはり難工事の連続だった。現在の庵谷発電所は、旧庵谷第二発電所の童水路を利用したので、比較的小さい経費で建設することができた…」片路峡と呼ばれるこの場所には、いろいろな歴史が埋まっているようだ。
[ 2010/02/28 12:50 ] 富山市 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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