水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡をたずねて  猪谷かいわい 15

伝えたいお話 あれこれ 5

かくれ谷 

旧猪谷小学校の西、大高山の麓に、「かくれ谷」というところがあります。 
源平合戦のころ、戦いに負けた平家の侍たちが、追いすがる源氏の軍勢の目を逃れるために、この谷間に隠れていたと言われています。
 国道から見ても、その谷間は見えませんが、近寄って見ると、広い谷間が今でも見られます。
                 丸山博編「猪谷むかしばなし」より 

西禅寺のおこり 

 猪谷集落の南の小高い森の中に、西禅寺というお寺が建っています。
この寺は、今から二百年余り前は、旧猪谷中学校跡の北側の方に建てられていました。
ある年、山津波のため、この寺は押し流され、泥や石で押しつぶされて、跡形もなくなってしまいました。集落の人たちは、崩れた土の中から、ご本尊や寺の道具を掘り出しましたが、一番大切な過去帳、即ち、お寺の歴史を書いた書類がどうしても見当たらず、西禅寺がどのようにして造られたのかが、分からなくなってしまいました。
猪谷中学校を建てる時、たくさんの卒塔婆や墓石が掘り出されました。これから察しても、大きなお寺だったことが分かります。
後に、高い石段の上に、立派なお寺が再建され、今日に至っています。
                   丸山博編「猪谷むかしばなし」より

砂場集落の大惨事

 猪谷から片掛に向かう途中に、今は廃村になり、建物は何一つ残っていないが、砂場集落があった。
 昭和十五年一月二十九日、雪が四日間降り続き、県下各地で積雪は三m前後に達し、笹津では四百四十Cmという豪雪になった。全てのものが新雪で覆い尽くされた中、午前十一時半頃、洞山から表層雪崩が発生し、高山線と 砂場集落を襲った。
 鉄橋や橋梁、五軒あった集落の二軒を飛ばした。二軒の内一軒は、対岸まで押し出された。七名の命が奪われ、高山線は約十日間、不通になった。

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 難を逃れた三軒は、猪谷へ転居し、砂場集落はなくなった。
 その後、防雪林や防護柵など鉄道林を多くして、事故防止を図っている。

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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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