水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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ふらりきままに  紅葉の大糸線を行く2

南小谷から松本へ

 9時23分、終着の南小谷駅に到着した。ここで9時34分発松本行普通列車に乗換えた。2両編成だが、モダンなスタイルの列車だ。座席もピカピカ光っていた。「どうして都会を走る列車がここを走っているのだろう。何かが違う」と辺りをキョロキョロして発見した。何とここからはディーゼルではなく、電車なのだ。線路の上には立派な電線が何本も張り巡らされていた。JR西日本からJR東日本に経営が変わる。北小谷と新宿を結ぶ「特急あずさ号」が1日に何本も走っていることも後で時刻表を調べて分った。大糸線といってもドル箱もあれば大赤字もあるのだ。高山本線と似ているなと思った。
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 列車は紅葉の山並みを縫うように走って行く。4年ほど前のこと、職場の同僚たちと中央本線沿いにある中山道鳥居峠を歩きに出掛けた時に、列車が木曽福島を過ぎた辺りからカラマツやもみじの紅葉が美しくなり、山が燃えているようで、みんなで歓声を上げた時のことを思い出した。列車の中からこんな美しい紅葉を見たのはその時以来だ。
 白い峰々が見えて来た。空高く聳えている。「あれが白馬岳だよ」と近くの座席にいる人の声が聞こえて来た。麓から山頂まで全部が見渡せる。スケールの大きさに圧倒される。「大糸線の眺めは最高だ」といろいろな本に紹介されているが、なるほどその通りだった。白馬岳、八方尾根、唐松岳、五龍岳、遠見尾根と三千メートル級の山並みを列車に乗りながら眺めていけるのだ。

 スキー場のリフトが見える。至る所にスキー場が作られているのに驚いた。まだその辺りは雪がなく、紅葉した山肌が見えていた。

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 列車は湖のすぐ横を走っている。湖の見える小さな丘の上で絵を描いている人たちの姿が見えた。青木湖、中綱湖、木崎湖と湖の縁を大糸線は走っている。遠くには鹿島槍ヶ岳が聳えている。澄み切った青い空、雪を被った白い峰、紅葉したカラマツ林、緑色の湖、湖の渕に生える紅葉した木々。景色を切り取って家に持ち返りたかった。しかし、列車は酷にもそのまま進行し、やがて車窓は都会の景色に変わって行った。
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 10時34分信濃大町駅に到着した。ここからワンマンカーだった列車に車掌が乗り込み仕事を始めた。次第に乗客も増え、車内も混み入ってきた。列車は松本盆地を走り、11時32分大糸線終着の松本駅に到着した。紅葉の大糸線を来年はもっとゆっくり旅してみたいと思った。
[ 2012/04/08 07:56 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(1)
こんばんは。 お久しぶりですね。
この辺りはよく走っていますので、
親しみを持って拝見させていただきました。
毎年、夏と冬の二回、南小谷から近い白馬コルチナスキー場で教会のキャンプが行われます。
何度見ても、何度行っても、またすぐ行きたくなります。
長野県もすばらしい所がいっぱいありますね。
[ 2012/04/08 22:21 ] [ 編集 ]
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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