水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  スポンサー広告 >  ふらり きままに >  ふらりきままに  甲州街道を歩いて下諏訪から新宿へ1

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ふらりきままに  甲州街道を歩いて下諏訪から新宿へ1

1 プロローグ

 「甲州街道を歩いてみよう」という思いがむらむらと沸き起こって来た。これにはそれなりの理由がある。
 去年の暮れ、私は富山の細入村に引っ越した。田舎暮らしには絶対に必要だと考えて、その時に車の免許を取得した。それ以来、車に乗る生活が続くようになった。隣町へ何かを買いに行く時には、必ず車で出掛ける。10分も走れば大きなスーパーへ到着し、食料品やら日用品やら、ほとんどの品物が手に入る。車の免許を取得して本当によかったと思った。
 夏には初心者マークを付けた車で北海道も回って来た。その時のことを、今までと同じように旅日記にした。そして、私の旅日記を愛読してくれている友人たちに「初心者マークを付けて走った北海道の旅」と題して旅日記を送った。車に乗る生活が、今までの自分のスタイルを大きく変えてしまったことに、私はまだ気が付かないでいた。
 
 しばらくして、私の友人たちから旅日記の感想が届いた。
「何だか、今ごろになって車の便利さに気づいたことにびっくりしたよ。初めて車を運転したのだから分からないこともないけれど…」「貴方に期待していたのは、私たちが日頃やれない旅行だった。自分もやってみたいと思っていた。今回のは、自分たちがいつもやっている旅と同じで、新鮮さがなかった」「やっぱり、今までのように、歩いたり、列車に乗ったりした旅日記を書いてよ」と厳しい感想ばかりだった。
 何時の間にか、自分の築いてきた旅のスタイルまで変化させてしまったことにやっと気付いた。そして、「今度は、今まで自分がやってきた旅をしよう」と思うようになった。

 しかし、旅に出るチャンスは、なかなかやって来なかった。畑の仕事があるからだ。2、3日なら何とかなるのだが、1週間も休みを取ることはできなかった。畑を耕して作物を作ることは、本当に大変なことだということを痛感していた。 
そうこうしている内に、もう季節は晩秋を迎えていた。ようやく、秋野菜の世話も終り、後は収獲するだけになった。「今なら旅に出られる」と思った。

 どこへ行こうか。東海道や中山道を歩き通した時のような達成感の得られる所がいい。五街道では奥州街道、甲州街道、日光街道をまだ歩いていなかった。
インターネットで調べると、幸運にも、「甲州夢街道2001」という企画が組まれている。「甲州街道は、イベントに組まれるのだから、旧道がありそうだ」と思った。距離的には210kmと長距離ではあるが、まだ自分の体力なら大丈夫という自信もある。それで「甲州街道を歩いてみよう」と決めた。イベントとは逆コースで、下諏訪から出発し、新宿をゴールとした。(甲州街道は日本橋と下諏訪を結んでいる。新宿は一番目の宿場)
 
 久しぶりに、大きなリュックを押し入れから引っ張り出し、着替えや雨具等を詰め始めた。そこへ上さんがやって来た。
「何処かへ旅行にでも行くのけ。顔を見ると喧嘩ばかりしているから、しばらく休戦やね。ゆっくり旅行して来られ」という上さんの声に送られて、出発した。
[ 2012/04/09 06:45 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。