水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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ふらりきままに 甲州街道を歩いて下諏訪から新宿へ 3-2

3 下諏訪町から富士見町へ その2

 小高い丘の道をしばらく歩くと上諏訪の町へ入った。旧道はなくなり国道20号線を歩くようになった。上諏訪駅前を過ぎ、少し行った所に大きな鳥居が見えた。急な石段が山の上に向って伸びている。この上に神社があるようだ。下諏訪を出発して1時間。石段の上にある神社で休憩することにした。
 
 百段近くある石段を上り詰めた所に神社の本殿が建っていた。「手長神社」と案内板があった。神社のすぐ隣が上諏訪中学校だった。中学生たちは毎日この長い石段を上って通学しているのだろう。自然と足腰が鍛えられるに違いないと思った。

 IMG_4121.jpg

 本殿のすぐ脇にりっぱなケヤキが生えていた。こんなに太いケヤキを見たのは初めてのように思った。そこへ宮司さんが掃除にやって来た。「すごい大木ですね」と話し掛けると、「この神社のご神木になっているケヤキです。樹齢400年と云われていますが、それより古いかも知れません」と丁寧に説明してくれた。

 手元に甲州街道を示す地図がないことが一番困った。上諏訪からは国道20号線の歩道を歩き続けているが、車道を大型トラックが引切り無し走って行く。こんな道をこれからも歩き続けるのかと思うと気が滅入って来る。「何て馬鹿なことをやっているのだろう」「いや、歩き始めたばかりだからそう思うのだろう。そのうちそんなことは考えなくなる。我慢して歩きな」と自問自答を繰り返した。
 
 前の方をおばさんが歩いていた。「旧甲州街道のことを聞いてみよう」と思った。「すいません。旧甲州街道はこの道ですか」と声を掛けた。「旧甲州街道?ちょっと待って。私の家がすぐ先にあるから着いて来なさい。旦那が何か知っていると思うから聞いてみるといいよ」声を掛けたおばさんから思い掛けない返事を貰ったのだ。私は、親切なおばさんに招かれておばさんの家まで行くことになった。

 親切なおばさんの家は自動車修理工場を経営していた。旦那さんという人は電話を掛けていた。電話が終って、おばさんが私のことを説明しているようだった。やがて、旦那さんはにこにこしながら私の所へやって来た。「旧甲州街道を歩いているのだって。ここまではどこを歩いて来たのかね」と質問された。「上諏訪の元町からずっと国道20号線を歩いて来ました」と答えた。「旧甲州街道は国道より山手を通っているのだよ。そこを歩かれるとよかったのにね。これから茅野までは国道が旧甲州街道だよ。その先へ行くと古い道が残っているよ」と地図を開いて教えてくれた。「いいかい。茅野を過ぎてしばらく行くと坂室という村に入る。橋が二つあるから、最初の橋は渡っていいが、二つ目の橋は渡っちゃいけない。間にある道を左に行くんだ。それが旧甲州街道だ。なかなかいい道だよ。明日、甲州夢街道2001のイベントでたくさんの人が歩くよ。私もその手伝いをしているのだが、ひょっとすると明日、富士見辺りでその人たちとすれ違うかも知れないね。頑張って東京まで行ってください」と仕事の手を休めて親切に教えてくれた。
 
[ 2012/04/12 06:35 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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