水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

団塊世代の親父のブログです。
水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記 TOP  >  ふらり きままに >  ふらりきままに 富士見町から韮崎市へ4-1

ふらりきままに 富士見町から韮崎市へ4-1

4 富士見町から韮崎市へ その1

 午前6時起床。外は小雨が降っていた。今日は雨の中を歩かなくてはいけないようだ。地下にある大浴場へ行くと、青年が1人風呂に入っていた。昨日歩いた疲れはなかった。まだ体力は十分残っているようだ。
 
  午前7時、1階のレストランで朝食を取る。旅館の料金に朝食がセットされているのだ。もう数人がテーブルに着いて食事を始めていた。昨日宴会をやった人たちのようだった。会話が聞こえて来る。「今日もよろしくお願いします」「総合学習のカリキュラムは難しいですね…」そこへリュックを背負った女性が入って来た。「おはようございます」「どこへ行っていたの?」「学校へ行ってきました」「仕事熱心だね。今日の研修よろしくね」と年輩の男性が声を掛けていた。研修で宿泊している先生たちのようだった。
 
  午前8時、旅館を出発した。カッパを着て歩くことにした。いろんな所へ歩きに行ったが、雨の中を歩いた経験がほとんどなかった。今回は少し長期間の旅行になりそうだ。雨の中を歩くことが何度かあるかもしれない。不思議と私は天候には恵まれている。今日はいい体験になると思って歩き始めた。
 
  富士見町の街中から坂道を下って国道へ出た。国道もずっと下り坂だった。30分ほど歩いた所で人家が見えて来た。峠道を一気に下りてしまったようだ。国道の脇に細い道があるので、そこを歩くことにした。古い家並みが続き、この道は旧道のようだった。

IMG_4151.jpg
 
  道のすぐ横を川が流れ、遠くの山肌が黄色や橙色に紅葉していた。紅葉は最盛期を迎えているようだった。空家になった家の軒先を借りて、絵を描くことにした。「昨日描けなかった紅葉が描けるといいなあ」と思いながら、スケッチを終え、絵の具を取り出して塗り始めたが、平凡な紅葉になってしまった。紅葉を表現するのは本当に難しい。しかし、そんなことより素晴らしい景色を目の当たりにできたことが最高だった。

雨が止み、空が明るくなり始めた。「ついているな」と思った。リュックを背負って歩き始めた。旧道だと思っていた道は少し行った所で国道と合流した。そこからは再び国道を歩くことになった。

image4152.jpg

向こうからリュックを背負った人がやって来た。「私のように道を歩いている人がいるのだ」と嬉しくなる。「こんにちは」と声を掛ける。「こんにちは」その人は挨拶しながら、あっという間に通り過ぎて行った。すごい早足で歩いて行ったのにはびっくりした。さらに、向こうから何人も道を歩いて来る。その集団は30人を超えている。「どういうことなの?グループで歩きに来たのだろうか」と不思議に思った。さらにその先を見ると歩道が人で溢れていた。「甲州夢街道2001年の取り組みが土、日にかけてあります。富士見町辺りで会うかもしれませんね」という話を思い出した。街道ウオークの人たちと遭遇したのだ。「これは大変なことになったなあ」と思いながら狭い歩道を歩いて行った。

 擦れ違った人の数はどのくらいだったろうか。1000人を裕に超えていた。大都会の人並みを掻き分けながら進んで行くようだった。「この人どうして反対に向って歩いているの」と怪訝な顔で私を見る人もいた。少し恥ずかしい気持ちも湧いてきたが、私は集団とは正反対の方向へ足を進めた。

 30分近く行った蔦木の町に関係者の車が止まっていた。「今日の出発点は、信濃境駅です」と係の女性が教えてくれた。信濃境駅は国道から少し山へ入った所にあるということだった。「甲州街道を歩いているのですが、甲州街道に関する資料とか地図を持っていませんか」その女性に尋ねた。「資料が幾つか車に積んであるからちょっと待ってください」女性は車の中にいた男性に箱の中を探すように頼んでいた。しばらくして、男性がパンフレットを持ってやって来た。「甲州夢街道2001 ROAD MAP」と表題のあるパンフレットで、甲州街道の全コースの地図が印刷されていた。最高のプレゼントだった。「甲州街道を最後まで歩いて東京へ到着してください。気を付けて」と2人から激励された。

 
[ 2012/04/15 06:31 ] ふらり きままに | TB(1) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

まとめteみた.【ふらりきままに 富士見町から韮崎市へ4-1】
4富士見町から韮崎市へその1午前6時起床。外は小雨が降っていた。今日は雨の中を歩かなくてはいけないようだ。地下にある大浴場へ行くと、青年が1人風呂に入っていた。昨日歩いた疲れはなかった。まだ体力は十分残っているようだ。午前7時、1階のレストランで朝食を取る。...
[2012/04/15 06:46] まとめwoネタ速suru
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム