水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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アラン・ブースが歩いた奥美濃を歩く 1-2

第1日目 美濃太田から湯之洞温泉まで その2

 午後二時過ぎ、関駅前に向かう道で、赤い色をした名鉄電車に出会った。軽便鉄道という狭い線路を走るように作られた電車で、マッチ箱のようにかわいい。関市と岐阜市とを結んでいる。機会があればぜひ乗ってみたい電車である。

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 関駅の長良川鉄道のプラットホームでしばらく休憩を取る。休憩中にカラフルな長良川鉄道のディーゼル列車が美濃太田に向かって発車して行った。

 時刻はまだ午後二時半。まだ歩けそうなので、これから美濃市まで、行くことにした。関駅前から美濃市までは約七キロ。一時間半くらいで歩けそうだ。

 関駅から少し行った所で、思わぬ発見をした。電車の線路をおばあさんが歩いているのだ。危なくないのかなと思い、おばあさんに尋ねると、「四月一日に関市と美濃市を結んでいた名鉄電車が廃線になってしまい、線路がまだ撤去されないで残っているのですよ。」と教えてくれる。これから美濃市までは廃線路を歩いて行けるそうだ。

 廃線路を歩くのは初めての体験なので気持ちがウキウキする。廃線路は枕木も所々あって多少歩きにくいけれど、交通量の激しい県道に比べたら安全な道である。所々に駅跡もそのまま残っていて、今はバスの停留所として利用されていた。「九月二十日を期限に線路の撤去作業が終了する」と立て看板には説明があった。撤去作業の後、この廃線路はどうなるのだろうか。歩道やサイクリング道路に利用できたら最高だろうなと思った。

 旧真光寺駅を過ぎた辺りで、周りに田んぼが広がり始め、見晴らしがよくなり、遠くの緑の山も望めるようになった。線路脇には透き通った用水も流れ、とても気持ちよく歩けるようになった。

 しかし、それもつかの間、美濃市に入ってからは、廃線路の撤去作業が急ピッチで進んでいて、とうとう撤去作業中のために廃線路を歩くことができなくなってしまった。しかたなく廃線路を歩くことを断念し、交通量の多い国道一五六線を歩く。午後四時半、美濃駅前に到着した。美濃太田から美濃市までのおよそ十七キロを歩き終わった。

 明日はここから歩き始める予定にして、今日はここで晩御飯を食べて、美濃市内の旅館に泊まる予定にした。

mino1.jpg

 「鮎あり」のちらしが戸に貼ってある駅前の食堂に入る。「鮎を焼いてください」と注文すると、「あいにく、今日は鮎がないのです」と、つれない返事が返ってきた。仕方なく、鮎はあきらめ、漬物とイカを注文する。ビールを飲みながら、美濃の町について店の人にいろいろ質問する。古い町並みが残り、長良川沿いには大きな旅館もあるとのことだった。店にいた客が、美濃太田から歩いて来たと聞いてびっくりしていた。「どうせ泊まるならこの先の湯之洞温泉で泊まってはどうか」とその客に勧められる。湯之洞温泉はここから六キロぐらいの所にある。まだ時刻は五時過ぎなので、今から歩けば七時には到着できそうである。

[ 2012/05/12 05:59 ] ふらり きままに | TB(1) | CM(0)
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[2012/05/12 07:32] まとめwoネタ速neo
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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