水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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北海道スケッチ旅行 第10日目

第10日目(5月25日) 羅臼~紋別 

 昨夜は羅臼町にある民宿「マルマン」で泊りました。温泉はありませんでしたが、小奇麗な民宿で1泊6500円でした。びっくりするような豪華な料理がたくさんで出て来ました。カニ鍋には食べきれないほどのカニが入っていました。羅臼の「道の駅」で紹介してもらったのですが、いい民宿でした。
 
  朝早く、羅臼港へスケッチに行きました。天気がよければ見えるという羅臼岳も国後島も霧の中に隠れていました。昨日、知床半島を横断する国道を走りました。天気がよく、ウトロから、のんびりドライブを楽しんでいました。高度が高くなるに連れて、道の横には、雪が見えるようになり、フキノトウがやっと顔を出したという所でした。キタキツネやエゾシカの姿も見つけました。峠の展望台からは羅臼岳の頂きが雲の合間にチラッと見えました。峠には遅い春がやっと来たという感じでした。しかし、山を下り始めた頃から、霧が出始めました。しまいには、ライトを付けて走行するほどの濃い霧になりました。「羅臼は、いつも濃い霧に包まれています」と宿のお上さんが話していましたが、今朝も羅臼は濃い霧に包まれていました。

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 スケッチをしていると、漁船の船団が、凄いスピードで目の前を通過して行きました。モーターボートのように船先を浮かせた船には、黒いドライスーツを来た漁師たちが、7~8人ずつ乗り込んでいます。今からコンブ漁に出掛ける姿に見えました。国境の海での漁がこれから始まるのです。男たちの逞しいエネルギーが猛スピードで疾走する船から伝わって来ました。
 
  しばらくすると、小型の漁船が港へ入って来ました。漁を終えて帰って来たようです。桟橋には、6人ほどの人が船を待っていました。家族のようでした。やがて、船から魚の入ったトロ箱が下ろされ、次に長い網が下ろされました。網には小さな魚が一杯掛っています。家族総出で、長い網から魚を外す作業が始まりました。桟橋のコンクリートの床に座り込んでの作業が始まりました。みな、実に手際よく魚を網から外していきます。感心しました。魚はタラとホッケがほとんどでしたが、大漁とまではいかなかったようです。カモメがおこぼれを貰おうと空を舞っていました。

  霧が晴れて、国後島が見えます。羅臼から国後島までの距離は僅かに20数km。その姿をはっきり見ながら、私は車を走らせて行きました。「知床の岬に…遥か国後に白夜は明ける」と歌われる「知床旅情」が、羅臼で詠まれた詩だということがよく分かります。カーラジオから、「今日、尾身北方大臣が国後島へ行きます」というニュースが流れて来ました。羅臼の人たちは、鈴木宗男氏のこともあり、複雑な気持ちでこのニュースを聞いているのでしょう。羅臼は国境の町でした。

  標津町から知床半島を横断して斜里町へ抜けました。羅臼はいい天気でしたが、知床半島を横断するころから雲が多くなり、網走へ着く頃には雨になっていました。今年の冬、私は流氷を見に網走へやって来ました。その時見学した所へ寄って行くことにしました。
 
  美しい花が咲くという「小清水原生花園」は、野焼きをしたばかりで、真っ黒な野原が見えるだけでした。花はどこにも咲いていませんでした。それなのに、観光バスが引切り無しにやって来ました。スケジュールが決まっているので場所の変更ができないのでしょう。たくさんの観光客が、黒く焼けた野原をバックに記念撮影をしていました。たいへん奇妙な風景に見えました。「日本的な風景」というのは、こういうのをいうのでしょう。

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  白鳥がたくさん群れていたトーフツ湖はひっそりとしていました。白鳥たちはシベリアへ無事帰ったようです。
JR釧網本線北浜駅へ行きました。「網走番外地」の映画で有名になった駅です。駅舎の壁は、相変らずたくさんの切符が張り巡らされていました。駅の中にあるコーヒー店も繁盛しているようでした。
 
  網走港へ行きました。たくさんの観光客がいたオーロラ号の発着場は扉が固く閉まり、ひっそりしていました。真冬、陸に上げられていたたくさんの漁船は、港の桟橋に繋がれて、雨に濡れていました。今日は漁が休みのようです

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  赤レンガ塀が続く網走刑務所へ行きました。たくさんの観光客が刑務所の門の前で、にこやかな顔で記念撮影をしていました。門の中には受刑者がいるのですから、不思議な風景に見えました。日本は平和なのでしょう。

  真冬に列車やバスを乗り継いで苦労して見学した所を、車であっという間に通り過ぎてしまいました。車で作る思い出はかなり軽いようです。 

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  雨が降り続く中、車を走らせました。能取湖の横を走っているようです。大きな湖で、対岸が霞んで見えます。駐車場で休憩し、車の中でスケッチしました。水辺にある立派なキャンプ場は固く扉が閉まり、雨に濡れていました。北海道のキャンプ場はどこも立派な施設が建っています。真夏にはライダーたちで賑わうのでしょうが、採算は全く合わないのではないかと思いました。
 
  サロマ湖の横を走りました。北海道で1番大きな湖です。大きな波が岸辺に打ち寄せていて、湖でなく海のようでした。この湖は塩水ですから岸辺にいたら海そのものに感じるでしょう。

  サロマ湖のドライブインで遅い昼食にしました。漁協直営の店があり、新鮮な魚や貝が並んでいました。大きなホッキ貝が3つで500円でした。「焼いたのは美味しいですよ」おばさんが勧めてくれました。貝柱が3つ載った皿をおばさんが運んで来ました。「あの大きかった貝がこんなに小さくなるのですか」とつい口が滑ってしまいました。「腹も食べる人がいますが、お客さんには勧められません。貴方、食べたかったの?」おばさんは笑っていました。ホッキ貝の貝柱は甘味があって、こりこりしていました。サケ、タラ、サクラマス、イカ、ホッケ、カニ、ホタテ、ツブ貝…。新鮮な魚がたくさん並んでいます。「買い込んで、料理したら美味しいだろうなあ」と思いました。しかし、キャンプ場で寝るのはこりごり。やはり、ホテルか旅館に泊る方がいいです。そう思って買うのを止めました。雨の中、私は車を発車させました。今晩はどこの町で泊るのでしょう?



[ 2012/05/29 15:57 ] ふらり きままに | TB(1) | CM(0)
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第10日目(5月25日) 羅臼~紋別  昨夜は羅臼町にある民宿「マルマン」で泊りました。温泉はありませんでしたが、小奇麗な民宿で1泊6500円でした。びっくりするような豪華な料理がたくさんで出て来ました。カニ鍋には食べきれないほどのカニが入っていました。?...
[2012/05/29 22:36] まとめwoネタ速neo
プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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