水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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中山道を歩く

第1日 JR金山駅~軽井沢

8月4日(月)8時20分自宅出発,今回の旅の目的は,私が今まで歩いた中山道の続きを続けることにある。前回,これは5月の連休のことになるが,下諏訪から和田峠を越えて長久保まで歩いた。今回は,当然その続きだから長久保から先を歩くことになる。そこで,地図を調べたが,この先に碓氷峠という難所があり,そこは体力が残っているうちに歩いたほうがよさそうなので,今回は横川から長久保までの約50kmを逆方向に歩くことにした。日程としては移動日を入れて4泊5日,実際に歩くのは3日間である。

  金山8時50分発の快速中津川行きに乗車。車内は夏休み中とあってかなり混んでいた。なんとか座席を確保した。今回は夏休み中なので青春とくとく切符が使える。5枚綴りで12000円1枚分が2400円である。今日はこのうちの1枚分の切符で軽井沢まで行く。運賃にしたら7000円近くかかるところを本当に割安に行ける。ただし,この切符の欠点は急行列車や特急列車には乗車できないことである。だから時間がかかる。軽井沢には午後4時に到着予定である。実に7時間近く列車に乗っていることになる。急ぐ旅でないのでその点はあまり気にしていない。

 列車は順調に走り,10時に中津川に到着した。そこで松本行きの普通列車に乗車する。ホームは人でごったがえしていた。ここからは3両しかない列車に乗るので,座れるか少し心配だ。列車が到着し,乗車。やはり車内は満員になってしまった。座席の方は何とか確保できた。立っている人もだいぶいる。夏の間くらいは車両を増やしてもよさそうに思う。途中,南木曾や木曽福島では乗客の交代はあったが,塩尻まではほとんど満席状態で列車は進んで行った。

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  12時6分松本着。次の列車が出発するまでに1時間くらいあるので,駅前の食堂で昼食をとる。焼き魚定食を頼む。付いてきた魚は塩さば。味はまあまあだった。
 13時14分発長野行き普通列車に乗車。車内は超満員。座席は確保できずしばらく立っていた。夏休みで旅行客が多い。特に長野ということで避暑を兼ねてやってきている人が多いようだ。この列車は途中,うばすて駅を通る。そこは長野盆地が一望できる場所でとても眺めがよい。この日は,激しい雷雨になってしまったが,雲の合間から長野盆地が見え隠れしてなかなか美しい景色だった。列車が峠を下る時に車窓から見える風景は緑の絨毯の中に飛行機が着陸していく風景に似ているように思えた。

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  篠の井で信越本線に乗り換え14時41分発軽井沢行きに乗車する。この列車はなんとか座席に座ることができた。16時軽井沢着。目的地までの長い列車の旅は終了した。思えばこんなに遠くまで私の中山道を歩く旅は来ているのである。まだまだ東京へは着かないが,今回の横川から長久保まではぜひ歩き通さなくてはと強く思った。

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  軽井沢駅は少しハイカラな感じのする駅であった。しかし,もっと大きな駅を想像していたので少し拍子抜けした。軽井沢は小さな町なのだろうか。宿泊予定のホテルは駅から3.5km離れた所にある。少し時間もあるので,駅前から旧軽井沢の方へ歩いてみることにした。

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 駅から続く表通りは観光客でごった返していた。みやげ物屋がずらっとならびなんだか東京の店が引っ越してきたのではないかと思えるような店やばかりであった。

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 みやげも特に目新しいものはなく,どこの観光地へ行っても買えそうなものばかりが並んでいるように感じた。ゲームセンターまであるのには少しびっくりした。軽井沢という名前が一人歩きして,人がいっぱい集まって来ているのではないかと思った。銀座通りと呼ばれる通りは,昔の中山道であることが分かった。

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 通りの一番外れまで歩いて行くと,古い家並がまだ残っていて,それを生かしてだんごを売る商売をしていた。向かえには古い旅館が建っていた。そこから先へ進めば1時間くらいで碓氷峠に着くと案内が出ていた。明日の昼過ぎにはこの場所に峠を越えて到着できることを願いながら,近くでタクシーを拾ってホテルに直行した。
 
 ホテルのある南軽井沢はカラマツ林やゴルフ場が広がる地域である。あの銀座のような風景とは異なり涼しい風の吹く高原の町である。ホテルはバンガローのような2階建てであった。風呂に入った後,タクシーを呼んで駅前に食事に出かけた。時間は7時を過ぎ,駅前はひっそりとしていた。
 
 私が旅に出かけた時の楽しみの一つは,一杯飲み屋で食事をすることである。その土地の話を聞いたり,私の旅の話を聞いてもらったりして,結構楽しい時間が過ごせるのである。駅前にはたいていそういう飲み屋が集まっているのである。この日もそれを当てにやって来たのだが,軽井沢の駅前にはなかなか飲み屋が見あたらなかった。あの軽井沢銀座で見た人たちは今ごろどうしているのだろうか。ふらっと私のように飲みに出る人は一体どこへ行っているのかとても不思議に思った。駅の西側にやっと飲み屋を見つけた。料理はおまかせのコースを頼む。何とびっくり,アジのたたきが出てきた。山の中だとの町いうのに生きたアジが出てこようとは予想もしていなかった。日本の料理の進歩には驚かされた。食事を終え,店を出ると軽井沢駅前はいっそう人通りが少なくなっていた。コンビニで明日の朝食を買い,タクシーでホテルに帰った。



[ 2012/08/15 06:22 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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