道の駅 細入 
平成六年四月、国道四十一号線、片掛地内東野に、芝生広場、アストロゲレンデ、遊具、公衆トイレ、飛越ふれあい物産センター「林林」、などが整備された道の駅が建設された。その後、食堂も増設された。越中と飛騨の県境にあり、富山と飛騨のお土産が所狭しと並んでいる。休日や行楽シーズンには大勢の人に利用されている。
神通川第一ダム 
富山市細入地域を流れる神通川には、三つのダムがあり、最上流にあるのが神通川第一ダムである。昭和二十七年に建設が始まり、昭和二十九年に送電を開始した。長さ三百三十二m、高さ四十二mのダムである。ここから、下流の庵谷の発電所までトンネルで水が送られている。最大出力は八万Kwである。
昨日、大雨が降り、今日は、放流している姿を見ることができた。轟音を響かせて落下する水は、圧巻である。

真冬の景色も趣がある。黒いダムと白い雪。黒と白しか色がない墨絵の世界が広がる。その景色の中に、微かだが、薄茶色に枯れた小枝と、ダムの下にある川面に、淡いエメラルドグリーンの色を見つけた。
秋の紅葉に染まったダムもまた美しい。