福島・宮城県の旅 朝から激しく雨が降っています。今日は、とにかく北を目差して走 りつづけることにしました。あまりのんびりしていては、奥入瀬まで行かない内に、期限の日がやって来そうです。
那須高原を抜け福島県に入りました。雨は相変わらず強く降ってい ます。白河から会津若松を目差して走りました。途中、羽鳥湖という小さな湖に寄りました。ブナ林に囲まれた美しい湖でした。売店に地 元産のキノコがずらりと並んでいました。
山を抜けると猪苗代湖が見えてきました。風も強くなり、湖岸には 一メートルほどの波が打ち寄せていました。天気がよければ磐梯山の美しい姿が見られるのでしょうが、厚い雲に覆われています。猪苗代 湖の東海岸を走り猪苗代の町に出ました。ここは野口英世が生まれ育った所です。湖の海岸縁には野口英世記念館もあります。昨年の旅で、 この記念館は見学しているので今回はパスすることにしました。野口英世が千円札の絵柄に採用されたというので、この館の中で話題にな っていたことを思い出しました。

猪苗代から磐梯山を越えて福島へ抜ける峠道を走ることにしました。 この道から裏磐梯国立公園や磐梯吾妻スカイラインへ向う道があります。峠道を上るにつれて、黄色はさらに黄色く、赤はさらに赤くなり、 紅葉が一層美しくなってきました。思わず車を停めて眺めてしまったところも何ヶ所かありました。雨が降っていなかったら思いっきりス ケッチしたことでしょう。