水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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「青春18きっぷ」で山陰・九州を巡る旅 6

第五日目 鹿児島~大分  日豊本線 

 十二月十五日、金曜日。午前五時起床。名古屋の知人から依頼されていた原稿の締切が迫り、原稿を書き始めた。七時過ぎにやっと書き上げる。昨日買ったおにぎりとインスタント味噌汁で朝食を終える。書き上げた原稿を自宅へFAXで送ることにした。ホテルのフロントで「FAXはありますか」と聞くと「ええ、そこにありますよ」と受付の横へ案内してくれる。立派なFAX機が置いてあった。「安宿だが、さすがにビジネスホテルという名前を付けているだけあるなあ」と感心する。無事、原稿を自宅へ送信し宿題は完了した。
 
 久しぶりにNHKテレビの「オードリ」を見る。一週間でどこまで進んだのだろうか。働いていた時は全く見ることができなかった朝の連続テレビ小説も、仕事を辞めた今は欠かさず見るようになり、俗人の仲間入りができるようになったと喜んでいる。今日は朝の番組としては相応しくない「オードリが城島に抱かれる」という内容だった。今時の若者なら特に問題はないという感覚なのだろうが、抗議したい内容だった。ひょっとしたらNHKに抗議電話が届いているのではないだろうか。

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 八時四十分ホテルを出発。今日は十一時四十分鹿児島発の列車に乗車する予定なのでそれまでに桜島見学を終えなくてはいけない。「桜島へ行くには市電に乗って桜島桟橋で降り、そこからフェリーに乗ればいいです」とフロントで教えてもらった。教えられた通り、西鹿児島駅から市電に乗る。通勤時間帯でもあり、車内は込んでいた。私は大きなリュックを背負っているので、隅の方へ移動する。見ると、前の座席に六人の高校生グループが座っていた。手に冊子を持っていて、調べている。どうやら修学旅行生のようだ。多摩高校という文字が見える。彼等は市役所前で下車した。

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 桜島桟橋で下車し、五分ほど歩くとフェリー乗り場に着いた。港の向こうに桜島が霞んで見えていた。天気はよいのだが、気温が低いためか霧がかかっているようだった。フェリーが引切り無しに鹿児島と桜島の間を行き来している。時刻表を見ると十分毎に便がある。三十年前に桜島へ行ったことがあるが、その時は小さな船で渡ったような記憶がある。大きくて立派なフェリーが運行していることにびっくりした。料金は百五十円と格安だった。フェリーの中は立派な椅子がたくさん並び、展望室まである。ゆったりした展望室からの見る青い空と青い海、そして遠くに聳える桜島の風景は素晴らしかった。「十三分で鹿児島港と桜島を結んでいます」と船内放送が流れていた。
 
 九時三十分桜島に到着した。島内を巡る定期観光バスは所要時間が三時間と案内がある。列車の時刻を考えると、桜島を十一時には出発しないと間に合わない。バスには乗れない。案内所で短時間で見学できるコースを紹介してもらう。「すぐ近くにビジターセンターがあるのでそこへ行かれたらいいですよ」と教えてもらい、地図を見ながら歩いて行く。大きな建物が見えて来た。マグマ温泉の旗が風に揺れている。温泉施設のようだ。その隣りに桜島ビジターセンターの建物があった。無料の施設で桜島の歴史をビデオで流していた。今年は一六三回も噴火があったと案内が出でいる。全国的に火山の活動が激しくなっているが桜島も例外ではないようだ。

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 近くを散策する。溶岩渚遊歩道が作られ、桜島の真っ黒い溶岩が道の両サイドに保存され、海の青さとマッチして美しい景色であった。遠くに見える桜島が噴煙を上げていたが、噴火が今後ひどくならないことを願った。歩いている途中で中学生二人に質問をされる。島のことを研究して発表するのだという。「富山県から来た」というとびっくりしていた。

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 十一時少し前フェリー乗り場に戻り、フェリーに乗船。十一時には鹿児島港に到着した。港にある商店街を歩く。魚屋が何軒も並んでいる。買い物客がたくさんいて活気がある。アジ、イカ、サバ、メジナなどが並んでいる。活きのいい魚を食べさせる食堂がないのが残念だった。

 
 十一時三十分鹿児島駅に到着。鹿児島では西鹿児島駅がメインの駅で、鹿児島駅は貧弱で小さな駅だ。何だか不思議な感じである。西鹿児島駅を鹿児島駅に、鹿児島駅を東鹿児島駅にしたらどうだろうか。そう考えるのは私だけかな。売店で昼食のおにぎりを買う。

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 十一時四六分発宮崎行快速列車に乗車する。三両編成のボックス型の列車である。ワンボックスを確保し、美しい錦江湾と桜島を見ながらおにぎりを食べる。旅は素晴らしいという気持ちで満足。十四時三分宮崎着。次の列車まで少し時間があるので駅前をうろつく。駅前は整備されていて、フェニックスが植えられ、ここは南国宮崎県というイメージぴったりだった。巨人軍がここでキャンプを張る理由がよく分かった。

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 十四時三分発延岡行普通列車に乗車する。またあの大きな窓のある列車だった。太平洋を右手に見ながら列車は進んでいる。波は穏やかである。同じ海なのに山陰のイメージとどうしてこんなに違うのだろうか。九州一周の旅もあと少しである。今まで乗り続けて来た距離を計算したら二四〇〇キロになっていた。すごい距離を旅して来たことに驚いた。今晩は大分か別府に泊る予定でいる。しかし、この窓の大きな列車は長距離を乗るには疲れる。停車駅で真っ黒な特急列車が追い抜いて行った。
 
 十六時一二分延岡着。十六時三六分発大分行普通列車に乗換える。ボックス椅子のある三両編成の列車だ。延岡から大分方面に向けての普通列車の本数が少ないのに驚く。一日六本しかない。その後列車は山の中を走りつづけた。本数が少ない理由が分かったような気がした。
 
 十九時二十分大分に到着。ここで普通列車に乗換え、別府に行くことも考えたが、別府は温泉街。「一人ものは泊められません」と宿を見つけるのに苦労することも予想されるので、大分駅前で宿を見つけることにした。駅前にビジネスホテルの看板が見える。サウナありと表示もある。料金は何と三九〇〇円、今回の旅行では最低の料金である。部屋はこざっぱりしていて、トイレとバスは狭いが綺麗だ。食事に出掛ける。近くの中華屋でラーメン定食とビールで済ませる。ビールを追加したので料金は二〇〇〇円になった。コンビニで明日の朝食を仕入れホテルに帰る。
 
 このホテルにはサウナが付いている。サウナだけ利用しても一二〇〇円という料金である。宿泊してしかもサウナも利用し三九〇〇円には驚く。一体料金体系はどうなっているのだろうか。着替えを持ち、サウナへ行く。五人ほど先客がいた。中には大きな風呂もあり、しっかり汗を流した。快適な風呂だった。明日は九州最後の旅になる。



[ 2012/12/15 08:03 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(1)
私も行ってみたいです
[ 2012/12/15 23:24 ] [ 編集 ]
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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