水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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「青春18きっぷ」で山陰・九州を巡る旅 7

第六日目 大分~門司  日豊本線 

 十二月十六日、土曜日。午前四時半起床。コンビニで仕入れたカップ麺を温めて朝食を済ます。五時四二分大分発門司行普通列車に乗るので忙しい。五時二五分ホテルを出発。フロントは真っ暗で誰もいない。鍵を返し駅へ急ぐ。駅で青春十八きっぷを購入しなくてはならない。昨日、最初に購入した切符は使い切ってしまったのだ。

IMG.jpg
 
 駅の待合室は人が十人ほど座っていた。列車の時間を待っているのだろうか。切符売り場へ行く。当然駅員が起きていると思ったら、何と大分駅の切符売り場はカーテンが締まっていた。ドアを叩いても何の反応もない。列車が発車するまで後十分だ。改札口の中に切符売り場の入口があったのでそにへ行くことにした。改札口に一人の男が立っていた。「駅員ですか」と聞くと「いや、俺は駅に泊っているのだ」と男は答えた。足もとの電気ストーブが赤く光っていた。男は暖を取っていたのだ。あの待合室にいた人たちもホームレスだったのだとその時気づいた。
 
 切符売り場の出入口の戸を叩いていると中から若い駅員が眠そうな表情で出て来た。「青春十八きっぷだって。駅の業務は六時からなんだけど、これからは前もって買って下さい」と駅員は言ったが、コンピュータを動かして切符を販売してくれた。その切符はコンピュータ印刷のよく見なれたものだった。「昨日まで使っていたあのピンク色の切符は一体どういうことなのだろうか」不思議で仕方がなかった。ホームに行くと、列車はまだ到着していなかった。JRの職員らしい人がいたので、早速疑問に思っていた切符の違いについて質問した。「ピンク色の切符は古い用紙を利用して印刷しているのです。用紙がまだたくさん残っているので利用しているのです。いろんな青春十八きっぷがあるのです」と教えてくれた。「丁度いいです。私が乗車証明を書いてあげましょう」とその人は切符に日付を入れてくれた。「あっ、しまった。間違えましたが、まあこれでも通用しますから安心してください」と切符を渡してくれた。何とその人は、書き場所を間違えて三回目のところに日付けを記入してしまったのだ。きっとこういう間違いはよくあるのだろうと思った。
 
 列車が到着した。再びあの大きな窓のある列車だった。九州最後の日に乗る列車としてはふさわしい列車だと思った。そして車掌は先程切符に乗車証明を書いてくれた人だった。五時四四分柳ヶ浦行普通列車は大分を発車した。真っ暗な中を列車は走り、国東半島を横切る辺りでようやく空が明るくなり始めた。
 
 六時四七分柳ヶ浦に到着。六時五十分発門司行普通列車に乗換える。八時二二分門司に到着。九州一周普通列車の旅は終了した。普通列車を使って駆け足で周った旅行だったが、九州に住む人たちの考え方の一端が覗けた旅だったように思った。また機会があったら挑戦しようと思っている。
 
おわりに 門司~楡原 
 
山陽本線=山陽新幹線=東海道新幹線=東海道本線=高山本線 

 その後、富山までの経路は、下関から厚狭までは普通列車を使い、厚狭から新幹線に乗換え、名古屋まで行き、名古屋から岐阜に戻り、岐阜から高山本線の普通列車で富山県楡原に帰った。細入村の自宅には午後九時少し前に入った。今回の旅行で乗車した総距離は二八六六.七キロメートルだった。

imgkippu.jpg






[ 2012/12/16 08:02 ] ふらり きままに | TB(0) | CM(1)
俺も行きたいな
[ 2012/12/16 09:42 ] [ 編集 ]
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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