水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし その9  つきぬ菜  富山市舟渡

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その9  つきぬ菜  富山市舟渡    

弘法大師(こうぼうだいし)が、伏木(ふしき)村、小糸(こいと)村を 通って、なお けわしい道を、上流へと 足を はこんでいかれました。やがて、飛騨(ひだ)の国も まじかい 舟渡(ふなと)の 村のはずれに さしかかりました。
冬が もうすぐ やって来る ころでしたので、まわりの 山々のけしきは、いつもより さびしく、けわしく 見えました。「雪の ふらぬまに、高山まで まいらねば なるまい」 大師は、そう思っていたに ちがいありません。
いそぎ足の 大師が、ふと 足を とめて、小首を かしげられました。どこかで 子どもの なき声が したからです。
大師が、声の方へ 近づいて 行かれると、そこには うすぎたない 山の子どもが ないておりました。大師が わけを 聞かれると、子どもは、「冬のしたくの ために、 やさいを 買いに、里へ 行って来るよう 言いつけられて来たが、とちゅうで お金を おとした」と いって、また しくしく なきじゃくるのでした。
大師は あわれに 思われて「この たねを まくが よかろう。これは 年中 食べられる なの たねじゃ」と ふところから 五、六つぶの たねを とりだして 紙につつんで わたされました。
村人たちは、このたねを 大切に そだてました。それが 今では、村中に 生え広がり、「つきぬ菜」として 年中 食用に されています。
大沢野町誌
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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