水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし  その34   狐の嫁入り   富山市岩稲

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その34   狐の嫁入り   富山市岩稲

時は明治も終わりに近い頃、八尾町黒瀬谷の本法寺本堂再建のため、石突きが行なわれた時のことである。
楡原村はもちろん、岩稲からも奉納米と獅子舞を用意した。八尾から回って岩屋村の堀口さんのところが休み所である。岩稲では出発は午前2時頃であった。
川向こうの下夕村の道路で何やら明かりがチラチラ行き来する。そのうちにだんだん多くなり、牛ケ増の村上家と旧お宮さんの中間くらいのところから船倉用水のあたりまで明かりがチラチラ明滅する。
さらに明かりが多くなり、上から下るもの、下から上に向かって上がるもの、かれこれ五十くらいの明かりが、上ったり下ったりして明滅する。それは見事なものだった。
やがて車に獅子舞の道具が積まれた。馬も二頭ばかり、立派な鞍が付けられ、手綱が掛けられ、用意ができたので惜しくも出発したが、居合わせた人たちもこんな光景は初めてだったようだ。人が持つ提灯は後光がさすのだが、この時は後光もなく、消えたり灯したりであった。向かいの山を見ると、その時のことを思い出す。

「ふるさとのわらべうたとむかしばなし」細入夫婦学級編より
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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