水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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その43   巻の伝説  富山市岩稲

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その43   巻の伝説  富山市岩稲
 
 現在は岩稲部落の中央で、飛越ドライブインのある所から、山下さんのあたり一帯を祭田と言っている。すぐ前の坪岳の麓に湧き水が出て、雑木が生い茂り、藤づるやツタが掛った所で、村人は祭田の地鎮様と呼んでいた。付近には墓地も点々とあって、薄気味悪い寂しげな所であった。
 昔、ここから辰が昇天した。辰は、海に千年、川の功を経て、天に昇って龍となる。昇天する時は、雲を呼び、風を起して、付近の木や石、土、水を巻き上げ、体を巻き上げ、体を何者にも見られないようにして昇る。この時も、大暗闇に地響きを立てて、もの凄いことであったという。
 その跡は、大きく深い穴ができ、後年、村人は、その付近を田に広げたが、深い所は、アゼをこしらえて、作っていた。しかし、現在では、盛り土されて、高山線の用地となり、毎日、その上を列車が走っている。
 「ふるさとのわらべうたとむかしばなし」細入婦人学級編より
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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