水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし  その50  蟹問答    富山市蟹寺

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その50  蟹問答    富山市蟹寺  

むかし、あるところに寺があったって。そこには、禅坊主一人しかおらなんだって。
それからして、軒に巣を掘って、でかい蟹がおるやつを、知らずにおったって。
ところが、そいつが化けて人になってや、夜さになるってゆうと、坊さんに問答をかけて来るんじゃと。
そして、その問答に「一つのものを饅頭(まんじゅう)とはいかに」といったら、かけられたほうは、「一枚のものも煎餅(せんべい)とゆうがごとし」って、解いたが、それが解けんというと、蟹のやつやで、はさみ切ってや殺ぇちまいよったって。
そしたら、ある時、一人の偉い坊さんがおって、かけりゃぁ問答解き、かけりゃぁ問答解きしておって、この最後の問答のとき、
「おのら、この蟹寺の後ろにおる蟹じゃろが」って、坊さんが持っとる忽(こつ)ってもので、ピシャーっと叩いたら、その拍子に叩っ殺されてしまったって。
そいで、今でもそこの蟹には、叩かれた跡がちょいちょいとあるんじゃと。
 しゃみしゃっきり鉈(なた)づかぼっきり。 (中切与三)
民話出典 「宮川村誌 通史編下 昔話」
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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