水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし  その66  山火事止めのまじない   富山市芦生

僧

その66  山火事止めのまじない   富山市芦生

芦生の焼野、川向いの楡原に焼倉というところがある。昔、毎年のように霜月(十一月)の巳の日になると、きまって山火事が起きた。付近の村々の人たちは山の神様のたたりだとたいへん恐れていた。
ある年、旅の六部の僧が、ちょうどそのころこの村に泊まり合わせ、村人のおびえている様をみて、「麦のいり粉をふりかければ、たちどころに消えるであろう」と教えてくれた。
百姓たちは半信半疑だったが、いり粉作って待っていたところ、案の定、火の手が上がった。そこですかさず火をめがけていり粉を投げかけたところ、火勢はみるみる衰え、とうとう消えてしまった。
それからは、毎年霜月の巳の日には必ずいり粉をつくり、いろりの隅に供えるまじないをするようになった。その後山火事は絶えてないという。
大沢野町誌
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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