水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし   その72  又兵衛の刀   富山市塩

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その72  又兵衛の刀   富山市塩

むかし塩村に「ゴーライ又兵衛」といお侍がいた。この人の持っていた脇差しは由緒ある銘刀であったと伝えられている。この銘刀の目抜きのところに、巧みな雄鳥の彫り物がしてあった。又兵衛が所用に出て、帰りが遅くなって夜中の八幡野を通っていると、妖怪に出会い、迷わされそうになった。すると何処からか一番鶏の鳴き声が聞こえて来た。妖怪は夜明けが近くなったと気づいてあわてて消え去った。しかしまだ夜は深く、実は目抜きの鶏が急を知って「とき」のに声を挙げたので、危うく難を逃れることができたという。
大沢野町誌
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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