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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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笠寺観音かいわいの歴史探訪 その39  長命井戸

長命井戸


その39  長命井戸  南区本星崎町宮浦

昔この地に薬師堂があり、浄円比丘尼という尼さんが住んでいた。この人は百三十歳まで長生きし、また代々薬師堂守も長命であったことから、誰ということなく薬師堂の井戸を「長命井戸」と言い伝えてきた。
村人はこの井戸の若水を織田信長に献上することになっていたが、天正十年(一五八二)桶から水が漏れて桶がからになり、人々は異変が起こるのではないかと大騒ぎした。この年の六月一日、信長は「本能寺の変」で自害し果てた。
長命薬師は第二次大戦で焼失した。しかし、長命井戸は今も残り、清水をたたえている。なお、井戸の南側空き地から室町期の羽釜片を採集した。
「マイタウン 南区の歴史探訪」
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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